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天下り―この名称を変えることから始めよう

【PJ 2006年04月08日】− 最近は公務員の数がものすごく減りだしている。少し前は絶対安定の別天地であったのだが、まさに最後の聖域は侵され、蝕まれているのだ。公務員優遇には怨嗟の声が両岸の火事のように広がり燃え上がり、それに押されるようにして、公務員は消えているのだ。

 まず、役所自体がなくなっている。埼玉県の川越という有名な場所がある。そこに至るには小さい自治体があるのだが、このふじみ野市というのは平成17年10月に出来たばかり。ほやほやである。だから私の地図には掲載されていなかった。

 これの他にも日本中で市町村が激減しているのだ。人口の減少と予算のなさからどうしょうもなく減らされたのだ。これを後押しするように国が援助したのも大きいが、現実に財政がもたなかったのだし、時代の要請であったのだ。

 こういう状況なので退職した公務員は膨大な数の再就職予備軍(現在公務員の人)とともに天下りの機会を狙っている。再就職をすることを天下り、というのは前職での特権的地位を発動するからなのだが、この問題もまもなく消え去ると思われる。なぜなら、役所自体が消えてしまうのだから特権的地位もなにもないのだ。

 いま現在、公務員の諸兄も、子供の頃の純真な気持ちに立ち返って、能力がある人間が能力に見合った仕事をして正当な対価を貰う、という考えに帰れば意外に再就職は簡単かも知れない。さすれば自然と天下りという呼称も消えて反感も受けなくなると思うのだが。あまりに反感が多いと自己の保身にもならないと思われる。【了】



※この記事は、PJ個人の文責によるもので、法人としてのライブドアの見解・意向を示すものではありません。また、PJはライブドアのニュース部門、ライブドア・ニュースとは無関係です。

パブリック・ジャーナリスト 高橋 登【 神奈川県 】
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