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キャラバン隊出動!交通安全運動始まる

キャラバン隊出動!交通安全運動始まる
白バイを先導に、各自治体、町会の交通広報車が出発。6日、東京・葛飾警察署の広場で。(撮影:穂高健一)
【PJ 2006年04月07日】− 6日から15日まで10日間の「春の全国交通安全運動」がはじまった。警視庁・葛飾警察署では、朝9時半から正面玄関前の広場で、『交通安全キャラバン隊出発式』が行われた。

 葛飾署長が式の冒頭で、交通安全協会、町会の世話役の方々に「早朝から夕方までお世話になります」と謝意を表した。「現在、全国で免許証を持つひとは二輪車を含め、約7900万人です。そのうち80歳以上のひとが75万人。100台に1台は高年齢者です。65歳以上は約1000万人。高年齢者には安全運転のマナーをしっかり守ってもらう、PRで機運を高めてください」と取り組みを述べた。

 次に葛飾交通安全協会長が、「一朝一夜にして、交通安全は達成できません。息の長い、根気のいる運動です」と前置してから、全国で死亡事故は昨年度において約6700人、2010年には5500人という目標があります、実現にむかって邁進していきたい、と語った。「人は優先、弱者は優先ということで、信号無視するひとがいる。そうした思想が怖い。交通事故を受けない体制作り。そのためにも地元住民の意識を変えていきたい」と述べた。

 葛飾区役所・街づくり調整課長が、垂れ幕の『おもいやり 人に車に この町に』という標語を指し、痛ましい事故をなくすための施策を話す。防護策、街路灯の整備、放置自転車対策など具体的なものだった。「葛飾区はきょう小学校の入学式です。きょうから3400人が小学校への登下校がはじまります。交通弱者を守る街づくりを目指していきます」と強調した。
 
四つ木五丁目町会の女性代表者が『交通安全宣言』を読みあげた。
   道路を横断するときは、かならず信号を守り横断歩道を渡ります。
   自転車に乗るときは、交通ルールとマナーを守ります。
   車を運転するときは、ゆずり合いの気持ちと余裕ある運転を心がけます。
   交通渋滞や交通事故の原因となる駐車違反はしません。

 宣言文が署長に手渡された。

 約20台の各町会や自治会の交通広報車が、白バイに先導されて署の広場から街なかに出発していった。新小岩第2町会の交通部長から話しが聞けた。「うちの町内には信号機が一つもないんです。江戸川区との境目の町会だから、路地を通り抜ける車が1時間に100台は超えています。交通安全の取り組みは欠かせません」。運動期間中は広報車のほかにテントを張り、10日間は毎日7、8人が詰めると教えてくれた。下町特有の路地が多いので、自転車と人間の事故が目立つ。二人乗りなどは見つけたら、すぐ注意をするという。

 「葛飾警察署では車上狙い、ひったくりなど犯罪防止に力を入れているんです。葛飾区は昨年度、23区で犯罪減少率が一番だった。警察官ふたり一組によるパトロール強化が、無灯火自転車の減少などにつながってるんです」と同町会の交通部長が実感として教えてくれた。

 署に近い立石地区を一通り回ってみると、交通広報車の呼びかけが聞こえてくる。自転車に乗った、『葛飾交通安全推進員』の青い腕章をつけた男性が巡回していた。本日から交通安全運動がはじまったのだ、と住民にも伝わる。葛飾警察署長が冒頭で語った「運動の期間だけ事故がなければよい、というものではありません。かえって多かった年もあります。PRで交通安全の機運を盛り上げてもらいたい」という指針が、住民の意識改革につながってもらいたいものだ。【了】
※この記事は、PJ個人の文責によるもので、法人としてのライブドアの見解・意向を示すものではありません。また、PJはライブドアのニュース部門、ライブドア・ニュースとは無関係です。

パブリック・ジャーナリスト 穂高 健一【 東京都 】
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