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佐倉から羽ばたけ!未来のメダリストたちよ(上)

2006年03月27日07時53分 / 提供:PJ

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佐倉から羽ばたけ!未来のメダリストたちよ(上)
将来の五輪メダリストはここから誕生か。表彰状の授与は金哲彦さん。佐倉岩名運動公園陸上競技場で。(撮影:穂高健一)
トリノ五輪で荒川静香選手が金メダルをとった瞬間、日本人の心を歓喜で震えさせた。さかのぼれば、高橋尚子選手の金メダルの笑顔、『自分を誉めてあげたい』という有森裕子選手の名言による、あの感動は忘れられない。スポーツは観戦する側にも、感動という心の財産を与えてくれるものだ。

 メダリストになるためには、選手が長年にわたって厳しい訓練に耐え抜く精神力と努力が必要だ。子どものころからの両親や教師の理解と熱意、ライバルになる仲間、手軽に利用できるスポーツ施設、大会開催などの環境がかなり左右する。ローマは一日にして成らず。子どものころのスポーツ環境が選手づくりの下地としておおきく影響する。

 『第25回記念佐倉朝日健康マラソン大会』が26日、千葉県佐倉市で行われた。種目はフルマラソン、10キロ、3キロで、参加者の総数は4674人だった。昭和57(1982)年、だれもが気楽に参加できる、というスローガンの下で、第1回のフルマラソンが佐倉市で開催された。当時は市民の理解度が低く、狭い道路を走るマラソンに対して苦情もあったようだ。いまでは状況がちがう。

 渡貫・佐倉市長から大会全般について聞いてみた。「25回つづけてこられたのは、市民の理解と協力が育ってきたからです。いい指導者が佐倉に住み、世界に羽ばたく選手を送り出してくれている。感謝しています」と語った。

 オリンピック・メダリストを育ててきた小出義雄さん(競技委員長)に、この大会の特徴を聞いてみた。「アップダウンが多いし、コースの道路幅も狭い。だけど田舎だから楽しい。市民や市役所職員のみんなが一生懸命で、会場の設営、ゴミ拾い、いろいろやってくれる。毎年、工夫をしている。出店は多くなってきたし、市民が喜ぶ大会になった」という話のさなか、佐倉高校の教員だったころの、教え子が柏市から走りにきていた。小出さんは手を振り、がんばれよ、と気さくに声をかける。大学の教授も走りに来ていると指す。小出さん自身がより親しみを作りだす大会でもある。

 金哲彦さん(マラソン指導者、五輪実況中継の解説者)は佐倉市内に住む。大会では終始マイクを使った進行を取り持つ。金さんからコメントをもらった。「この大会は手づくりです。佐倉はマラソンの町ですから、将来はもっと盛り上がってきますよ。私の一人っ子(小学五年)も参加しているんです」と教えてくれた。【つづく】

※この記事は、PJ個人の文責によるもので、法人としてのライブドアの見解・意向を示すものではありません。また、PJはライブドアのニュース部門、ライブドア・ニュースとは無関係です。

パブリック・ジャーナリスト 穂高 健一

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