タレントのベッキー(左)と妹でダンサーのジェシカが、環境保全団体「WildAid」のアンバサダーに就任

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タレントのベッキーと妹でダンサーのジェシカが、環境保全団体「WildAid」のアンバサダーに就任し、公式動画やキービジュアルに登場。アフリカゾウを守る運動「#REDonNOSE運動」をスタートさせた。この運動は、3月3日(火)に公開されたInstagramのARカメラエフェクト「REDonNOSE」を使えば、誰でも参加することができる。

【写真】ベッキー(左)も“私は象牙を選ばない”宣言

「世界野生生物の日」である3月3日より、「WildAid」は、認定特定非営利法人「アフリカゾウの涙」と共に、日本の象牙市場閉鎖を後押しすることを目的とした「#REDonNOSE運動」を開始。

象牙の需要を満たすため、15分に1頭というペースで密猟されている野性のアフリカゾウは、この100年で3%までに減少し、今後10年も経たないうちに絶滅するといわれている。

そんななか、世界では象牙販売禁止の機運が高まっているのに対し、日本では国内取引が続き、2020年現在は“世界最大級の象牙販売国”に。日本で取引される象牙の80%が印鑑によって消費されているのだが、そのことはあまり人々に認知されていないという。

今回スタートする「#REDonNOSE運動」は、「私は象牙を選ばない宣言」をする一つのアクションだ。日本国内における象牙販売を止めることに賛同する人たちは、この宣言の証として、ゾウの血と印鑑の朱肉をイメージした赤い色を、ゾウの象徴でもある鼻に付けることで運動に参加することができる。

また、WildAid Japanの公式Instagramアカウントや、「REDonNOSE」エフェクトのストーリーズからアクセスすれば、ベッキー&ジェシカのキービジュアルと同じ構図で写真撮影できるのもポイント。顔認証機能により、実際に色を塗らずとも、鼻の上に赤色のラインを表示することができるのだ。撮影したものは、ハッシュタグ「#REDonNOSE」を付けて、ストーリーズに投稿、または保存してフィードに投稿しよう。

今回アンバサダーに起用されたベッキーは、今春第1子の出産を控えている。動画では、「私自身が今、命について深く考える時期ですので、今回のプロジェクトは本当に考えさせられました。人間だけでなく、同じ地球上に住む仲間として、ゾウの生活やゾウの家族を守りたいなと心から思いました。(アフリカゾウは)2年もお腹の中で育つということにびっくり。感覚が人間に近いんだから、小さいゾウさんの気持ちとかも想象しなくちゃいけないよなって思いました。たくさんのゾウの命を守れると思うし、できることはたくさんあると思います」と話している。(東京ウォーカー(全国版)・Raira)