「ドヤッ」

そんなセリフが聞こえてきそうな顔をしているくせに、実はとっても情けない状況に陥っている子犬の写真がツイッターで話題になっている。

映っているのは黒柴の陽向(ひなた)くん。2枚ともキリッとした表情でカメラを見つめているが、首輪から伸びるリードはすぐそばの鉄柱にぐるぐる巻き付いたり、バイクのタイヤの下に挟まったりしている。おそらく、好奇心の赴くまま鉄柱やタイヤの周りを駆け回り、探索していたのだろう。

陽向くんの飼い主のツイッターユーザー・ひなた(@hinata_krsb)さんが2020年1月28日にこちらのツイートを投稿すると、約1万4000件のリツイートと7万4000件のいいねが寄せられるなど注目を集めた(30日昼現在)。


「絡まりましたけど?」(写真はひなたさんのツイートより)

写真を見た人からは

「可愛すぎ、ワンチャンほんと絡まるよねww」
「イッヌ『動けませんけど?』」
「『えっ?ご主人何か?(ドヤ顔)』みたいな表情」

などのリプライが寄せられている。


「挟まりましたけど?」(写真はひなたさんのツイートより)

飼い主「特に気にしてない様子でした」

Jタウンネット編集部が30日、飼い主のひなたさんを取材したところ、陽向くんは現在2歳。写真は4か月ごろのもので、電柱に絡まっているのは初めて屋外に出したときに撮影したという。

リードが絡まって動けなくなってしまった陽向くんだが、

「特に気にしてない様子でしたね!鳴いたりもしてませんでした。ずっとキリッとした顔をしてました」(ひなたさん)

とのことで、とにかく凛々しい顔でじっとしていたようだ。

思わず笑ってしまうかわいい姿だが、人が見ていない時に絡まってしまうと危険なため、写真を撮ってから数日後には陽向くんの居場所は広々とした場所に変更されたそう。

家の中で絡まってしまうことはなくなったが、

「いまでも活発なので散歩中は飼い主に絡まってます」

とひなたさん。そんな時にはきっと、キリッとした顔でリードを握るひなたさんを見つめているのだろう。