「テレビ×Web2.0=テレビ2.0」
2006年03月13日13時22分 / 提供:PJ
あと半月で、携帯電話でテレビ放送が受信可能となるワンセグ放送が正式に開始される。サイマル放送なので、テレビと同じ番組が提供される。ある人にとっては、外出時の移動時間に視聴するのではなく、仕事をしながら、テレビを視聴するという新しい視聴時間を提供するだろう。ワンセグ放送においても、コマーシャルが流れるのだから、クライアントは視聴率を求める権利があると思う。当然、ビデオ録画による視聴や、HDDレコーダーによる録画率や再生視聴率なども要求すべきだろう。
ワンセグ放送が開始され、対応端末数が100万台を超えた場合、番組視聴の質は大きく変わっていくことだろう。昼間に「メロドラマ」や「時代劇」ではなく、「ミュージックステーション」や「CDTV」などのゴールデン枠の再放送などもありえるだろう。視聴者の属性が大きく変わるからだ。
しかし、この端末が録画機能を持った場合は、さらに変化していくだろう。いや、必要だ。いくらテレビ番組を録画していても、巨大なテレビの前でないと再生できないのでは意味がない。家に鎖でつながれているテレビを視聴する時間そのものが少なくなっているからだ。…かといって、iPodやPSPに番組ごとをエンコードして選んで持ち歩くのも面倒だろう。
そこで、せめてワンセグ対応端末には、直近の番組をソニーのCoCoonのように、30分間は常に録画されている機能があれば非常に便利なことだろう。外出時でなく、ACコンセントに接続している時だけの駆動でも問題ない。今、見ている番組を「巻き戻し再生」できるだけで、かなりの便利さを享受することができるはずだ。単にライブのサイマルを見ることができるワンセグではもの足りないだろう。地下鉄に乗った場合も30分間は見ることができれば需要は変化することだろう。
しかし、テレビ業界、携帯電話業界で、できるところはそんなところまでだ。むしろ、PC業界やWeb業界とリンクすることによって、TVはますます変化を遂げていくことだろう!
Web2.0における「パッケージでなくサービス」「ロングテール現象」「データ・インサイド」「集合知」「Ajax」「LAMP」「マルチプラットフォーム」「マッシュアップ」などが少しでも理解されると「TV」は大きく変わることだろう。
そこでTV2.0の登場だ。「番組表2.0」的は、テレビブログで過去の番組の内容がわかる。「ビデオ2.0」的は、youtube.comだ。「madonna」や「U2」「Paul McCartney」と打ち込んで見ればわかるだろう。
「ドラマ2.0」的は「24」の「Jack Bauerの移動軸」+「Google Map の組み合わせ」だ。ドラマをこのような視覚で見ることは新しい経験だろう。「マッシュアップ(組み合わせ)」の概念もテレビには重要だ。
(http://www.wayfaring.com/maps/show/4698)。
「広告2.0」的は、常盤薬品の「眠眠打破」だ。ランキングの上位入賞者は本当のコマーシャルとしてオンエアされるというモチベーションだ。撮影はすべて携帯動画というプリミティブな面白さ。集合知による参加とプロモーションは必見だ!さらにネット専売の「難関打破」もある。(http://minmin.tv/)
「TV2.0」は、TVというメディアを、もっともっとおもしろくする概念として、提唱していかなければならないだろう。単にTV技術だけがデジタル化するばかりでなく、テレビのコンテンツそのものをデジタル思考で考えなおす必要があるかと感じる。【了】
ワンセグ放送が開始され、対応端末数が100万台を超えた場合、番組視聴の質は大きく変わっていくことだろう。昼間に「メロドラマ」や「時代劇」ではなく、「ミュージックステーション」や「CDTV」などのゴールデン枠の再放送などもありえるだろう。視聴者の属性が大きく変わるからだ。
しかし、この端末が録画機能を持った場合は、さらに変化していくだろう。いや、必要だ。いくらテレビ番組を録画していても、巨大なテレビの前でないと再生できないのでは意味がない。家に鎖でつながれているテレビを視聴する時間そのものが少なくなっているからだ。…かといって、iPodやPSPに番組ごとをエンコードして選んで持ち歩くのも面倒だろう。
そこで、せめてワンセグ対応端末には、直近の番組をソニーのCoCoonのように、30分間は常に録画されている機能があれば非常に便利なことだろう。外出時でなく、ACコンセントに接続している時だけの駆動でも問題ない。今、見ている番組を「巻き戻し再生」できるだけで、かなりの便利さを享受することができるはずだ。単にライブのサイマルを見ることができるワンセグではもの足りないだろう。地下鉄に乗った場合も30分間は見ることができれば需要は変化することだろう。
しかし、テレビ業界、携帯電話業界で、できるところはそんなところまでだ。むしろ、PC業界やWeb業界とリンクすることによって、TVはますます変化を遂げていくことだろう!
Web2.0における「パッケージでなくサービス」「ロングテール現象」「データ・インサイド」「集合知」「Ajax」「LAMP」「マルチプラットフォーム」「マッシュアップ」などが少しでも理解されると「TV」は大きく変わることだろう。
そこでTV2.0の登場だ。「番組表2.0」的は、テレビブログで過去の番組の内容がわかる。「ビデオ2.0」的は、youtube.comだ。「madonna」や「U2」「Paul McCartney」と打ち込んで見ればわかるだろう。
「ドラマ2.0」的は「24」の「Jack Bauerの移動軸」+「Google Map の組み合わせ」だ。ドラマをこのような視覚で見ることは新しい経験だろう。「マッシュアップ(組み合わせ)」の概念もテレビには重要だ。
(http://www.wayfaring.com/maps/show/4698)。
「広告2.0」的は、常盤薬品の「眠眠打破」だ。ランキングの上位入賞者は本当のコマーシャルとしてオンエアされるというモチベーションだ。撮影はすべて携帯動画というプリミティブな面白さ。集合知による参加とプロモーションは必見だ!さらにネット専売の「難関打破」もある。(http://minmin.tv/)
「TV2.0」は、TVというメディアを、もっともっとおもしろくする概念として、提唱していかなければならないだろう。単にTV技術だけがデジタル化するばかりでなく、テレビのコンテンツそのものをデジタル思考で考えなおす必要があるかと感じる。【了】
※この記事は、PJ個人の文責によるもので、法人としてのライブドアの見解・意向を示すものではありません。また、PJはライブドアのニュース部門、ライブドア・ニュースとは無関係です。
パブリック・ジャーナリスト 神田敏晶
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