2020年1月号は生写真付きで発売した

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「やっぱりダメでしたね。グループの人気とは別でしょうが、1年あまりで幕を閉じるとは……」

【写真】元AKB高城亜樹のデート、前田敦子のオフショット

 メディア関係者がそう漏らすのは、『月刊AKB48グループ新聞』の動向に関してだ。コンビニや駅の売店、専門ショップなどで販売され、32ページのタブロイド判で毎月第4金曜に発行されている。創刊号の発行部数は35万部で、フルカラー。それぞれのグループ情報やグラビア、インタビューが掲載されファンを楽しませていた。

 2011年12月の創刊以来丸8年。発行元が日刊スポーツからスポーツニッポン新聞社に移ってからちょうど1年。

「休刊が決まりました。今月末に2月号が発売されますが、それでおしまいです」(前出・メディア関係者)

 発行元のスポーツニッポンに問い合わせると「弊社が制作しているのではないので、何もコメントできません」というのみで、明言を避けた。

 現時点で公式のホームページやツイッターで、休刊のお知らせはしていない。 

「例えば2月号が爆発的に売れたとしても、休刊の決定は変わらないようです。秋葉原の書店でも、いつもかなりの在庫が重ねて店頭に並んでいましたから、売れているんだろうと思っていましたが、まさか休刊になるとは……」(前出・メディア関係者)

読者離れは“飽き”なのか

 スポーツ紙芸能担当記者は、こう漏らす。

「もともと日刊スポーツにいた記者が制作し、日刊スポーツが発行元になってやっていましたが、もう持たないと判断して一昨年秋に店じまいを決めた。担当していた記者は独立し、スポニチに売り込んで続行を決めた、という経緯があります。日刊スポーツの販売・営業のプロが総合的に判断して休刊を決めた媒体ですから、発行元が変わったからといって好転するわけはないんです」

 握手会券付きのCDは、いまも“AKB48商法”として勢いを保っているが、同紙が『世界で唯一の専門紙』とうたう紙メディアは、独自の“商法”を生み出すことはできなかった。

「裏ネタもないきれいなPR記事なんて、金を払って読みたいと思いますか? 記事を書いている記者が、自分ひとりで8割ぐらいは書いているって言っていましたが、新聞や雑誌は、いろんな文体のいろんな記事があるのが魅力であって、同じ人が同じテイストで書いていたら、読者も飽きますよ」(前出・スポーツ紙芸能担当記者)

 乃木坂46、欅坂46、日向坂46の『坂道』グループの勢いが目覚ましい中、『月刊AKB48グループ新聞』の休刊がどんな余波を広げるのか。気になるところだ。

<取材・文/薮入うらら>