3月5日(日)、ニュージーランドはオークランドにあるトラストスタジアムで開催されたK-1 WORLD GP 2006 in AUCKLAND(オセアニアGP)。
メインイベントには地元の英雄、レイ・セフォーが登場。プロボクシング元IBF世界ヘビー級王者のフランソワ“ザ・ホワイトバッファロー”ボタを相手に多彩な足技を披露。更には得意のバックブローやノーガードを見せ、ボタから3-0ストレートの判定勝ちを収めた。

また、スーパーファイトで実現したセーム・シュルトvsピーター・アーツの一戦は序盤こそリーチの差で劣勢を強いられるアーツだったが、2R以降、両者はクリンチを多用。3Rに入っても自ら組み合うシュルトは、警告やイエローカードの累積によって最後は減点となってしまう。今年からクリンチに対し厳しい裁定を下すK-1に、王者シュルトも戸惑いを隠せず試合で自滅。アーツが棚ボタ式に判定勝利を挙げる格好となった。

注目のオセアニアGPは、本命バダ・ハリが準々決勝で姿を消す波乱の幕開け。試合はパンチ、回し蹴りが何度も交錯する歴史的死闘となった。最後はグラハムが右ストレートを見せながら、その直後に放った必殺の回し蹴りがハリのアゴにクリーンヒット。壮絶失神KOという結末にニュージーランドのファンは総立ちで拍手を送った。

トーナメントを制したのは、伏兵ポール・スワロンスキー。決勝ではジェイソン・サティーを相手に的確なローキックを繰り出し、サティーの意識を下半身に集中させると最後は目の覚めるような左ハイキック一発。スワロンスキーが9月30日に大阪ドーム(京セラドーム)で開幕する K-1 WORLD GP2006 in OSAKAへと駒を進めた。

全試合結果は下記の通りとなる。


K-1 WORLD GP 2006 in AUCKLAND
9.スーパーファイト/3分3R延長1R
○レイ・セフォー
(ニュージーランド/レイ・セフォー・ファイトアカデミー)
3R
判定
※3-0
フランソワ“ザ・ホワイトバッファロー”ボタ×
(南アフリカ/バッファローズ)
8.オセアニアGP決勝/3分3R延長1R
○ポール・スワロンスキー
(ポーランド/ファインダーズユニムエタイジム)
2R1分45秒
KO
※左ハイキック
ジェイソン・サティー×
(ニュージーランド/ETKジム)
7.スーパーファイト/3分3R延長1R
×セーム・シュルト
(オランダ/正道会館)
3R
判定
※0-2
ピーター・アーツ○
(オランダ/チーム・アーツ)
6.オセアニアGP準決勝/3分3R延長1R
×ピーター・グラハム
(オーストラリア/ムンダインズジム)
2R1分42秒
TKO
※左ローキック
ポール・スワロンスキー○
(ポーランド/ファインダーズユニムエタイジム)
5.オセアニアGP準決勝/3分3R延長1R
×堀啓
(日本/チームドラゴン)
3R1分34秒
KO
※右フック
ジェイソン・サティー○
(ニュージーランド/ETKジム)
4.オセアニアGP一回戦/3分3R延長1R
○ポール・スワロンスキー
(ポーランド/ファインダーズユニムエタイジム)
3R
判定
※3-0
ロニー・セフォー×
(ニュージーランド/レイ・セフォー・ファイトアカデミー)
3.オセアニアGP一回戦/3分3R延長1R
×バダ・ハリ
(オランダ/ショータイム)
3R2分54秒
KO
※回し蹴り
ピーター・グラハム○
(オーストラリア/ムンダインズジム)
2.オセアニアGP一回戦/3分3R延長1R
×ポーラ・マタエレ
(ニュージーランド/レイ・セフォー・ファイトアカデミー)
3R
判定
※0-2
ジェイソン・サティー○
(ニュージーランド/ETKジム)
1.オセアニアGP一回戦/3分3R延長1R
×シリル・アビディ
(フランス/ブリゾンジム)
2R
TKO
※タオル投入
堀啓○
(日本/チームドラゴン)
リザーブファイト/3分3R延長1R
×ベン・エドワーズ
(オーストラリア/ブルドッグジム)
3R
判定
※0-2
ジェイ・ヒッピー○
(ニュージーランド/エリート・タイ・キックボクシング)
リザーブファイト/3分3R延長1R
×シドニー・アシアータ
(ニュージーランド/レベル・リー・ガー)
3R
TKO
※肩脱臼の為
マット・サモア○
(オーストラリア)