「コンゴ民主共和国:忘れ去られた戦争」写真展、開催中
【ライブドア・ニュース 2006年02月27日】− 紛争と貧困の脅威が続くコンゴ民主共和国の現状を伝える写真展「コンゴ民主共和国:忘れ去られた戦争」(国境なき医師団日本主催)が27日、東京都中央区銀座のシンワアートミュージアムで始まった。3月5日まで。5人の報道写真家が国境なき医師団に同行し、紛争や貧困、性的虐待に耐え忍ぶ人びとの姿を記録した。同展には、テント張りの難民キャンプや治療を受けるエイズ患者、売春宿、葬儀の様子などを写した49点の作品を展示している。
コンゴ民主共和国はアフリカ中央部の大国。長期の内戦を経て、2003年に公式には内戦が終結したものの、東部地域を中心に紛争状態にある。国境なき医師団は、1981年から同国(当時の国名はザイール)で難民支援活動を開始し、現在では医師など外国人ボランティア223人、現地スタッフ2133人で大規模な支援活動をしている。
国境なき医師団広報の田村朝子さんは「写真展を通じて、世界でほとんど報道されず、注目されない国のことを知って欲しい。そして、国境なき医師団の活動を広めたい」と話す。同団体は年間3500人の医師などを派遣し、約70カ国で援助活動を行っている。1999年には、団体としての人道援助活動が評価され、ノーベル平和賞を受賞した。
入場無料。開場時間は午前11時から午後5時半まで。最終日は午後1時まで。3月4日には、フィルム上映や派遣看護師による活動報告などもある。横浜ランドマークプラザ(午前11時から午後8時、3月4日まで)と新宿パークタワー(午前10時から午後7時、3月10日から23日まで)でも、同様の写真展を開催。問い合わせは、国境なき医師団(電話:03-5337-1375)まで。【了】
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