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モスクワ五輪ボイコットの真相(110)

【PJ 2006年02月18日】− <激動五カ月間のドキュメント>
15.挙手の結果29対13で不参加を決定
<望みの綱・自費参加の道も閉ざされる>

 それから、個人的に言わせていただくと、新たな状況として体協理事会決議案が出たので、私はこれに対する裁決を提案したいと思う。

上田宗良(ホッケー) ホッケーは昨日まで、補欠第1位──アジア地区からであるが──ということだったが、本日参加チームに選定されたとの電報を受け取ったところである。しかしながら、かねがね協会の方針として、JOCの決定に一任するとの態度を貫いているので、体協理事会の決議を拝見し、これの選択をここでしていただき、そしてこれが決まれば、私どもとしてはそれに従うということにさせていただきたいと思う。

永松英吉(ボクシング) ボクシングだが、部内においてはいろいろ意見が出たけれども、あくまでも日本体育協会の傘下であるし、JOCの一員であるということを考えて、JOCならびに体協の意見に一任したい。ということは、これを認めるということである。

個別参加の道もギリギリまで (バレーボール)

松平康隆(バレーボール) バレーボールは前々回の総会──参加することを原則とするとのことを決めた時の総会、それから一昨日の3原則、いわゆる参加するとすればこういう形でという3原則、それをまともにというか、正直にというか、非常に素直に受け止めてきたつもりだ。

 とりわけ、一昨日の3原則というものは、「仮にというただし書きがあったにしても、自費参加、そして少数の人数、さらに繰り上げ参加はしないんだとの形をとることによって、政府の方々にも、あるいは、国民にも何らかのご理解がいただけるだろうというような心づもりがあって、執行部からご指示をいただいたものと、勝手だが解釈していた。全体の雰囲気からすれば、当然のことと思っていた。

 そういうことで、昨日(注・個別折衝のこと)もご協力させていただいた。したがって、体協の決議を投票によって選択するかどうかというご意見もあるようだが、私はこれはあくまでも参考として充分に斟酌(しんしゃく)させていただくということでよろしいと思う。いずれにせよ、JOCのメンバーの1人であるバレーボール代表の松平は、参加をぜひ決めていただきたいというのが結論である。

 それと同時に1つだけ補足がある。ボールゲームのエントリーはご存知のように今晩12時(現地時間)。あえて申し上げる。何らかの形を少なくともとらない限りは、後でどうのこうのなってもう間に合わなくなる。今日はイエスかノーだけを決めるのではなくて、物理的に参加が可能な最後のぎりぎりまで、いろんな形で模索することをぜひ進めていただきたい。【つづく】

■関連ブログ
伊藤公(いとう・いさお)の『モスクワ五輪ボイコットの真相』

■関連書籍
小田光康著、「スポーツジャーナリスト」という仕事
※この記事は、PJ個人の文責によるもので、法人としてのライブドアの見解・意向を示すものではありません。また、PJはライブドアのニュース部門、ライブドア・ニュースとは無関係です。

パブリック・ジャーナリスト 伊藤 公【 東京都 】
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