台風予想進路図=中央気象局提供

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(台北中央社)中度台風(台湾基準)台風18号は9月30日、台湾に接近し、東部や北部では大雨に見舞われた。1日早朝、台風は台湾を離れ、中央気象局は午前5時半に陸上警報を、同11時半には海上警報を解除した。中央災害対策センターの1日午前の発表によれば、台風で12人がけがを負った。

台北郊外の北投では、山地付近にある駐車場の一部の地盤が崩れ、自動車9台が被害を受けたが、けが人は出なかった。

台湾電力によれば、台湾全土で6万6866戸が停電。1日正午までにほとんどが復旧したものの、414戸は停電が続いている。

台風18号は1日午前、東シナ海に抜けた。午後は広い範囲で晴れる見通し。最高気温は北部や北東部で30〜31度、中部や南部、東部・花蓮や台東では32〜33度まで上がると予想されている。

(黄麗芸/編集:楊千慧)