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災害図上訓練のディグってなに?=三重県津市

災害図上訓練のディグってなに?=三重県津市
地震防災読本を手に説明する南部氏。12日、三重県津市の「アスト津」で。(撮影:田中 愛)
【PJ 2006年02月13日】− パキスタンでの忌まわしい大地震、天災が起こってから4カ月。三重県津市の「アスト津」で12日、パキスタン大地震被災地越冬支援「被災地は、今・・・」(共催:ESDin三重・NGOセンターみえ・タランガフレンドシップグループ・フェアトレードカフェ抱・みえ市民活動ボランティアセンター・みえ青少年ボランティアネットワーク・ユニセフ三重友の会)が開催された。起こってからでは遅い、わかっていてもどうしても他人事に感じがちなのが人間の性だろうか。「明日はわが身」と認識する人はどのくらいいるのだろう。

 「避難場所のマークを知ってますか」そう講義したのは幅広く活動する「災害ボランティアネットワーク鈴鹿」の南部美智代氏だ。会場では、自分の地域の地図を使い、防災マップを作り、自分の地区を見つめなおす「災害図上訓練(ディグ)」が行われた。そこでは、避難場所確認や、通行止め・危険場所の確認、高齢者や外国人など近所に手助けが必要な人はいないか、などを想定し「実際に地震に見舞われたら」という臨場体験が行われた。

 「高齢者や、外国の方もいることを忘れないこと!」という講師の声を背に、参加者らは真剣にマップを作成した。「意外に家から避難場所が遠い」「避難場所が近くても、通行止めなど予想外な事がおき、結局閉じ込められた」などの声が飛び交った。また、国際化に備えて、外国移住者らに対して、その母国語で災害を伝えることも学んだ。「にげろ、家事だ!」という言葉(外国語)だけでも命を救う、と講師の南部さんはいう。そして「言葉をいきうつす、ということは将来きっと自分の糧になる」と続けた。

 「鳥(上部)の目から見たディグは不要。大事なのは虫(自分)の目から見たディグ」。そういった南部さんの目には力強さを感じるとともに「災害は常に隣り合わせ」という感覚も覚えた。パキスタンをはじめとするさまざまな自然災害に対する救援も私たちの小さな小さな「助け合い」が「いのち」のレールをつなぐことがあるのだ。【了】

*注)ディグ(DIG):Disaster(災害)Imagination(想像力)Game(ゲーム)の頭文字。
※この記事は、PJ個人の文責によるもので、法人としてのライブドアの見解・意向を示すものではありません。また、PJはライブドアのニュース部門、ライブドア・ニュースとは無関係です。

パブリック・ジャーナリスト 田中 愛【 三重県 】
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