8月22日放送の『ナインティナイン岡村隆史のオールナイトニッポン』(ニッポン放送)で、岡村が、来年放送のNHK大河ドラマ『麒麟がくる』での撮影エピソードを語った。

 広いスタジオと多くのカメラに圧倒されながら、農民役の菊丸を演じている岡村。これまで菊丸が加担する主人公・明智光秀役の長谷川博己らと撮影してきたが、新たに濃姫役の沢尻エリカとも共演したという。

 だが、岡村は緊張のせいか「顔見られへんかったもん」と告白。「農民役やから、キャラクター的に下向いとかなあかんねんけど、ずっと待ちの間も下向いたまんまやもん(笑)」と、役柄だけでなく素の自分も沢尻と目を合わせられなかったという。

 そんなスタジオで岡村は、別作品の撮影をしている綾瀬はるかと遭遇。長谷川から「岡村さん、綾瀬はるかさんですよ」と言われ、すぐ近くにいた綾瀬に思わず「大ファンです」と言ってしまったという。

 綾瀬から「岡村さん、雰囲気ちょっと違いますね」って言われ、岡村は「一生懸命、NG出さんように頑張ってます」と真剣に撮影に挑んでいることをアピール。

 すると、そこに公式のスチールカメラマンがおり、綾瀬、長谷川、岡村の3ショットを撮ってくれたという。

 撮影に空き時間があったことから岡村は「『ご飯でも……』って言おうかと思ったけど、そのまま『頑張ってくださいね』って」と、食事に誘おうとしたが“未遂”に終わったことを告白。

 別れ際にガッツポーズをしてくれた綾瀬に、岡村は「かわいかったんや」と感激しつつ、「こんな現場、素敵やな。こういうところで(出会いが)いろいろ生まれんのかなって」と妄想を膨らませていた。

 岡村と綾瀬はこれまでバラエティで何度か共演し、1月4日放送の『チコちゃんに叱られる!』(NHK総合)でも一緒に。チコちゃんから問題を出された綾瀬は「何の質問でしたっけ?」と返し、岡村はズッコけながらも、微笑ましく見守っていた。

 岡村にとって『麒麟がくる』の撮影は、さまざまな刺激のある現場となっているようだ。