堀江氏の拘留とメディア 鈴木宗男氏に聞く(3)
2006年02月08日11時42分 / 提供:PJ
鈴木さん本人は堀江さんと実際にお会いなされたことはありますか。
「昨年12月に収録されたみのもんたさんの番組で初めてお会いしました。番組の打ち上げのとき堀江さんが、わたしのところに『本物の鈴木宗男さんに会えて光栄です』とあいさつに来られたのです。わたしも『雲の上の人に会えて感激です』と受け答えました(笑)。
─ 堀江さんと初対面の印象はいかがでしたか。メディアで報道されているようなお金を優先するような感じを受けましたか。
「あいさつを交わしただけですが、スケールの大きい人だなあという印象でしたね。われわれ小物とは規格が違う大物という感じでしたよ」
─ その堀江さんは毎日、東京拘置所で取り調べを受けています。拘置所生活の中で、堀江さんはどのような心持ちで検察官に対するべきでしょうか。
「何を守るかを考えることが大切です。会社を守るのか、自分を守るのか、家族を守るのか。自分が守らなければいけないものが、何なのか明確にしておくことです。それと、真実を話すこと。事実でないものは事実ではないのです。検察は否認をすると、反省の情がないとか言いますが、正直に話すから否認することも当然ある。正直を貫けば、公判でも反論できます」
─ 取り調べが行われているときの拘置所生活の一日とはどういうものですか。
「わたしの場合は午前7時に起床。取り調べは午前10時過ぎから、昼食後は午後1時から、そして、4時半ごろから約1時間の夕食を終えた午後6時からの3回でした。通常毎晩9時ごろまでには取り調べは終わりましたが、長いときには午前0時近くまで。なかには意地の悪い検事もいて、午前0時を超えることもありましたね。まあ、精神的に参らせようという根競べのところがありますから」
「実際、取り調べをされているときのほうが、時間が過ぎるのが早く感じ精神的に楽でした。むしろ、独りで部屋に置かれていたときの方が、孤独で辛かったですね」
─ 検察はさまざまな手を使って取り調べ、自白に追い込むということを聞きます。鈴木さんの経験を踏まえて、弱気になりそうになったとき、どのように克服すれば良いのですか。
「わたしが一番弱気になったのは、拘留されて2カ月ほど過ぎたころでした。検事が『バッジをはずせ、政治家を辞めろ』と言ってきた。そのころ『議員を辞めてもいいかな』と少しばかり思い始めていました。そんなとき女房が『お父さん、自分にウソをついてはいけません。悪いことをしたのなら辞めなさい。悪いことをしていなければ、最後まで戦いなさい』と言われ、わたしは我に返った」
「コンクリートの塀に囲まれ、話し相手はいない。そんな状況に長い間置かれていると『早くそこから出たい』と気持ちになってしまいます。すると、検察の手に乗ってしまう。わたしの場合は女房と子どもたち、そして、激励のメッセージを定期的に送ってくれた松山千春さんという友がいましたから、へこたれなかった。堀江さんに誰か心の支えになる人がいれば、たいへん強い味方になると思います」
─ 拘置場内の生活における健康管理について何かありますか。
「水分を充分取ることが大事です。堀江さんは一番良いミネラルウォーターを飲んでいたかもしれませんが(笑)、拘置所では食事のとき朝、昼、夕と必ずきゅうすのお茶がついてきます。約2リットルありますから、それを毎日全部飲めば充分です」【つづく】
■関連記事
・堀江氏の拘留とメディアの逆襲 鈴木宗男氏に聞く
・堀江氏の拘留とメディア 鈴木宗男氏に聞く(2)
・堀江氏の拘留とメディア 鈴木宗男氏に聞く(4)
「昨年12月に収録されたみのもんたさんの番組で初めてお会いしました。番組の打ち上げのとき堀江さんが、わたしのところに『本物の鈴木宗男さんに会えて光栄です』とあいさつに来られたのです。わたしも『雲の上の人に会えて感激です』と受け答えました(笑)。
─ 堀江さんと初対面の印象はいかがでしたか。メディアで報道されているようなお金を優先するような感じを受けましたか。
「あいさつを交わしただけですが、スケールの大きい人だなあという印象でしたね。われわれ小物とは規格が違う大物という感じでしたよ」
─ その堀江さんは毎日、東京拘置所で取り調べを受けています。拘置所生活の中で、堀江さんはどのような心持ちで検察官に対するべきでしょうか。
「何を守るかを考えることが大切です。会社を守るのか、自分を守るのか、家族を守るのか。自分が守らなければいけないものが、何なのか明確にしておくことです。それと、真実を話すこと。事実でないものは事実ではないのです。検察は否認をすると、反省の情がないとか言いますが、正直に話すから否認することも当然ある。正直を貫けば、公判でも反論できます」
─ 取り調べが行われているときの拘置所生活の一日とはどういうものですか。
「わたしの場合は午前7時に起床。取り調べは午前10時過ぎから、昼食後は午後1時から、そして、4時半ごろから約1時間の夕食を終えた午後6時からの3回でした。通常毎晩9時ごろまでには取り調べは終わりましたが、長いときには午前0時近くまで。なかには意地の悪い検事もいて、午前0時を超えることもありましたね。まあ、精神的に参らせようという根競べのところがありますから」
「実際、取り調べをされているときのほうが、時間が過ぎるのが早く感じ精神的に楽でした。むしろ、独りで部屋に置かれていたときの方が、孤独で辛かったですね」
─ 検察はさまざまな手を使って取り調べ、自白に追い込むということを聞きます。鈴木さんの経験を踏まえて、弱気になりそうになったとき、どのように克服すれば良いのですか。
「わたしが一番弱気になったのは、拘留されて2カ月ほど過ぎたころでした。検事が『バッジをはずせ、政治家を辞めろ』と言ってきた。そのころ『議員を辞めてもいいかな』と少しばかり思い始めていました。そんなとき女房が『お父さん、自分にウソをついてはいけません。悪いことをしたのなら辞めなさい。悪いことをしていなければ、最後まで戦いなさい』と言われ、わたしは我に返った」
「コンクリートの塀に囲まれ、話し相手はいない。そんな状況に長い間置かれていると『早くそこから出たい』と気持ちになってしまいます。すると、検察の手に乗ってしまう。わたしの場合は女房と子どもたち、そして、激励のメッセージを定期的に送ってくれた松山千春さんという友がいましたから、へこたれなかった。堀江さんに誰か心の支えになる人がいれば、たいへん強い味方になると思います」
─ 拘置場内の生活における健康管理について何かありますか。
「水分を充分取ることが大事です。堀江さんは一番良いミネラルウォーターを飲んでいたかもしれませんが(笑)、拘置所では食事のとき朝、昼、夕と必ずきゅうすのお茶がついてきます。約2リットルありますから、それを毎日全部飲めば充分です」【つづく】
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※この記事は、PJ個人の文責によるもので、法人としてのライブドアの見解・意向を示すものではありません。また、PJはライブドアのニュース部門、ライブドア・ニュースとは無関係です。
パブリック・ジャーナリスト 佐藤 学
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