大野智が20日放送のフジテレビ系『VS』の中で、過去のライブで激怒したことを明かした。

 怒ることがないとされることの多い大野。ただ、「怒ったことあるんだよね、実は。10年以上前なんだけど」と切り出すと、スタジオでは驚きの声が挙がった。

 ただ、二宮和也は「本当、怒んないもんね」と納得のコメント。櫻井翔も「最後に怒った日かもしれないもんね」と話を促した。

 10年以上前のライブで、自身が歌いだすバラード曲があったという大野。「ステージの下からスライドアップして歌い出す」との演出が用意されていたことを説明。

 ところが、「イントロが始まったら、スタッフさんが間違えて上げちゃったの」とスライドアップするタイミングに誤りが生じた。「ちょっと早いな」と感じた大野だったが、「歌い出し自分だから待ってればいいか」と判断したという。

 間違いをポジティブに受け止めた大野だったが、ハプニングは続き、一度ステージに立った状態から「スライドダウンさせられて」とステージから姿を消す形で下に降りることになってしまった。

 大野は「また俺、上がんなきゃいけないよな。で、絶対、笑われるなと思って…」と再びステージ上に登場した時のことをイメージ。「さすがに横にいたスタッフさんに『下げんなよ!』」と激怒したという。

 そして、「怒って、またゆっくり上がって…歌い出す」と当時の情景を説明。その結果、「めちゃくちゃ笑われて」と苦笑いだったが、「でも、キメて歌って」とプロ根性でしのいだことを語っていた。

 このエピソードはネット上でも反響が見られ、ツイッターには「ほのぼのエピソードすぎて、あー好き」「大野くんがキレるとか想像出来ない」「その件、 スライドダウン事変と名付けましょう」「『下げんなよ!!』がドスが効いててちょっと怖かったけどいい声過ぎて心が困惑」などと様々な反応が見られている。