杉村太蔵

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 元衆院議員でタレントの杉村太蔵(39)が9日、TBS系「サンデー・ジャポン」に出演。元農林水産省事務次官の熊沢英昭容疑者(76)が息子(享年44)を自宅で刺殺した事件について、番組の流れを批判する一幕があった。

 番組では、就活サイト「ワンキャリア」執行役員の北野唯我氏が熊沢容疑者の心境について「分かるというか」と感情的には同情する部分もあることを示し、テリー伊藤も「(父親は)相談できるような精神状態になかった」、フリーアナウンサーの田中みな実(32)も「こうやって(家庭内暴力などで)悩んでるご家庭、みんなあると思う」などと次々とコメントした。

 これらの発言に、腕を組み、厳しい表情を見せていた杉村は「北野さんね、『分かる』ってどういうことですか。これね。この父親ね、川崎の(殺傷)事件を見てね、自分の子供も同じ事をする“かも”しれない、しそうだ、その理由だけで、殺したんですよ。そんなの法治国家で許されるわけないじゃないですか!ここ(番組)で話してる…これ全部、父親側の話しか出てない!殺された息子さんの弁明の機会なんか、全く与えられてない状態ですよ。『分かる』とか、同情的な言葉があるのは、とんでもない話です!」と真剣な表情で語気を強め、怒りをにじませながら一方的な意見に傾いている番組の流れを批判した。

 その後も爆笑問題・太田光が「息子がお母さんのことをあんだけ軽蔑する環境を、家庭の中で父親も作っちゃった…部分はあるんじゃないかな、と思うよね」などと持論を展開すると、杉村は「似たようなケースっていっぱいありますよ」とした上で、「このケース、もう警察に通報するしかない!もうそれしかない!警察に通報したら、ちゃんと家庭内暴力でも介入してくれますから」と訴えた。

 それをさえぎるように、田中みな実が「でも、(父親は)そういう精神状態じゃなかった、っていうのもありますよね」と口をはさむと、「じゃなかったとしても!!それしかない、ってことが、メディアが言うべきことでしょ!」とスタジオに響くほどの口調で激高。すぐに田中の顔がアップで映し出されていたが、涙目のようにも見えた。