NGT48メンバーだった山口真帆(23)が今年1月、SNSに「男2人に襲われました」と投稿したことで発覚した暴行事件では、“会いに行けるアイドル”の運営責任と、追っかけファンとメンバーの“近すぎる距離感”が問題視された。「週刊文春デジタル」では今回、NGTメンバーと“接触活動”を続けてきたアイドルハンター軍団、通称「Z軍団」のリーダー格であるZ氏を直撃取材した。

【動画】地下アイドルデビューしたZ氏を直撃取材すると……

悪辣な手口でアイドルとの“接触活動”

 事件の犯人はA氏とB氏の2人だったが、彼らが属していたのが、アイドルとの交際を目的とした熱狂的な追っかけファン「アイドルハンターZ軍団」。逮捕(不起訴)されたA氏とB氏、山口の帰宅時間を2人に教えたC氏はいずれも軍団の一味だった。横暴かつ悪辣な手口でアイドルとの“接触活動”を行う彼らの存在を、NGTの運営サイドは認識しつつも、野放しにしていたことがわかった。「週刊文春デジタル」では、今村悦朗前劇場支配人の音声テープを公開するなどして、その対応の杜撰さを報じてきた。

 このリーダー格のZ氏は2018年6月、NGT48メンバーの中井りか(21)の熱愛相手として「週刊文春デジタル」が報じた男性だった。結果として、当時からメンバーと軍団の親密さを示唆するスクープとなった。


昨年、「週刊文春」記者の直撃取材を受ける中井氏 ©文藝春秋

 2018年の「第10回AKB48世界選抜総選挙」で、37位にランクインしたNGT48の中井りか(21)は、総選挙発表イベントの壇上、「週刊文春デジタル」の直撃取材を受けたことを振り返って、こんなスピーチを披露した。

「直撃取材を受けまして。いわゆる文春砲なんですけど。やっちまいました! すいません! 色々のちのちわかると思うんですが、やっちまいました。全貌が明らかになってからネットでどうぞ騒いでください。ありがとうございました! すみません」

Z氏は“地下アイドル”として活動をスタート

 同日の「週刊文春ライブ」では、中井とZ氏の半同棲を伝えている。

 そしてここに来て、イケメンのZ氏は“地下アイドル”として活動をスタートした。

「今ではZ氏は中井と別れています。それまで定職についていなかったZ氏ですが、2カ月ほど前から6人組のメンズ地下アイドルグループ『R』として、タレント活動を始めました」(Z氏を知る人物)

 多いときには週5日ほど新宿や新大久保のライブハウスでライブを開催。チェキ撮影などのサービスを通じてファンと交流をはかっているという。

「ひとつのイベントには複数の地下アイドルが出演します。彼らは15分の持ち時間の中で、オリジナル曲を歌い、指でハートなどをつくるダンスなどを披露。まだ活動を開始したばかりで、ライブを見ているファンは15人ほどと少ない時もありますが、Z氏の担当カラーである水色のペンライトを持ったファンも見かけます。

 Z氏はグループの中心メンバーで、MCもZ氏が担当しています。さらに、チェキ会ではファン女性を後ろから抱きしめたり、おでこ同士をくっつけたりと過度に接触するファンサービスを行っています」(同前)

NGTメンバーとの交流は……

 6月4日、取材班はZ氏を直撃した。

――Zさん、週刊文春です。

「なんですか?」

――中井さんとはいかがですか?

「……」

――タレント活動を始めたことは中井さんには伝えている?

「……」

――ほかのNGTのメンバーとも交流があったと思いますが、事件については?

「……」

 Z氏が記者の問いかけに答えることはなかった。

Z氏がタレント活動を始めたことをご存じですか?

 さらに6月6日、中井にも直撃取材を行った。

――中井さん、週刊文春です。Z氏がタレント活動を始めたことをご存じですか?

「知らないです」

――Z氏から連絡は来ていない?

「……」

――山口さんの事件については。

「……」

 中井も口をつぐみ、その場を立ち去った。

 現在、NGT運営側は全メンバーのSNS運用を停止している。一方で新支配人である早川麻依子氏が、5月24日にツイッターアカウントを開設。「違うことは違うと、NGT48のメンバーのために発信していきたい」などと発信したが、メンバーに自由な発言を許さない態度にファンからは疑問の声が上がっていた。

(「週刊文春」編集部/週刊文春)