日米貿易交渉“合意”同様に財政検証の公開も参院選後に先送りか(C)ロイター

写真拡大

 今度は年金の争点隠しだ――。年金制度の破綻を認めた金融庁の報告書が炎上しているが、火に油を注ぎたくないということなのだろう。年金の「財政検証」の公表が参院選後に先送りされる可能性が出てきた。

金融庁の「年金頼るな」に激怒 テレ朝坪井アナに圧力懸念

 公的年金の将来的な支給水準を示す財政検証は5年に1度行われる。金融庁の報告書で本音が漏れたように、今年の財政検証では、年金制度の“暗い見通し”が示されることが濃厚だ。

 前回の財政検証は6月3日、前々回は2月23日に公表されていたが、厚労省は「丁寧に作業している」としていまだに公表していない。与党内からは、参院選前に公表すれば争点化する恐れがあるとの危惧の声が出ているという。

 安倍政権は、日米貿易交渉での“合意”について、公表を「参院選後まで待つ」とトランプ大統領に借りをつくっている。都合の悪い真実はすべて参院選後に先送りするつもりだ。自公を勝たせてはダメだ。