皆さんが初めてインターネットに触れたのは、何歳くらいでしたか?ネット黎明期は個人ホームページやそこに設置されている掲示板に書き込んだりして交流をはかったものでした。そんなネット民の過去を掘り起こすハッシュタグが世界トレンド1位となり、一時はツイッター上で大賑わい状態となりました。

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 事の発端は、フォロワー数約16万人のMC「百花繚乱」さん。

「#初めて使ったハンドルネーム晒せ

†聖騎士 紅桜†

ホーリーナイトベニザクラです。
†は『きごう』と打って変換してました。紅桜の紅は返り血です。

オマエらも恥ずかしがらず
ハッシュタグ乗ってけよ!!」

 と、自身の黒歴史な中二病的ハンドルネームを晒し、煽りツイートをしたところ多くの人が反応。このハッシュタグが約5時間ほどでトレンド入りしていました。

ハンドルネームあれこれ

 筆者のライター名「梓川みいな」は、実はインターネット以前のパソコン通信時代からのネーム。かれこれ20年くらいこの名前で通しており、FMラジオにこの名前で投稿したときにステッカーが当たった際には、「梓川みいな様」で封筒が来たことも(実話です!お願いだから信じてください!!本当なんですってば!!!)

 こんな感じで、ハッシュタグに乗った人の中にはずっと同じ名前で通しているという人も結構いるようです。

 また、ネットデビューが中高生時代だった人は、多くの人が中二病を拗らせていた時期であったこともあり、百花繚乱さんのように、名前の両隣に何かしらの記号を付けている人も目立ちました。「†(ダガー)」や「卍(まんじ)」などをペンネームの両端につける人も多くみられました。

 ざっくりまとめると、

・名前に何かの記号で修飾する系
・闇、麗、澪、瑠、狼、覇、などやたら画数の多い漢字系
・それをさらに拗らせて、「夜露死苦(よろしく)」のような当て字で読ませる系
・V系バンドやゲームキャラなどから取った系
・きわめてテキトーに付けた系
・その他

といった感じ。そのほか、個人的な意見ですが特によくみかけたなーという流行的なHNが「刹那」さん。前後に記号をつけたり、名字がついたりと色んな種類の「刹那」さんを見かけた記憶があります。

有名人も参戦!

 今や若い女子の間で大人気の歌い手グループ「浦島坂田船」の志麻さんは、
「フランス帝王」
と、拗らせ感いっぱいなハンドルネームをツイート。「昔から絶対王政か」「強そうwww」などのリプライが相次いでいます。

 また、アイドルでモデルの志田友美さんは、
「ぶっ飛び系卍ゆんぺろ」
と、何やらやんちゃ感のあるネームを晒しています。「中学時代のヤンキーネームですよね」「やめてwwww」「名前だけ見たら、絶対仲良くなれないネームやわw」と、大ウケな様子。

総じて黒歴史が多い

 このハッシュタグのツイートからは、「黒歴史過ぎて晒せない」「晒されたら消える」「もうやめてwww」といったツイートも。ハッシュタグの検索には、サジェストでも「#初めて使ったハンドルネーム晒せ 黒歴史」と自動的に出る始末。結構な人数が中二病を拗らせたハンドルネームを付けていたようですね……。どうか、みなさんの黒歴史が成仏しますように。なむなむ。

<記事化協力>
百花 繚乱さん(@ryouran2525)

(梓川みいな)