キングダムはどこまで伸びるのか?異例の長期シリーズに期待

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俳優の山崎賢人(24)主演映画「キングダム」が今月30日までの公開42日間で370万人を動員。興行収入50億円を突破したと、各メディアが報じた。

「週刊ヤングジャンプ」(集英社)で連載中の、累計発行部数4,000万部を突破した人気作が原作。紀元前の中国・春秋戦国時代を舞台に、天下の大将軍になることを目指す戦災孤児の少年・信(山崎)が主人公。

各メディアによると、今年公開された実写邦画の興行収入では現時点で1位。今後、アメリカ、カナダ、ドイツ、韓国、台湾など海外でも上映が決定したという。

「山崎さんが丹念に役作りをこなしたことで、原作者の原泰久さんも演技を大絶賛するほどの仕上がりになったそうです。海外にも原作ファンは多いので、これから山崎さんの名前は広く知れ渡るはず。彼にとっての代表作となるでしょう」(映画業界関係者)

またヒットによって期待されるのは、続編の製作。人気コミック実写化作品では「るろうに剣心」がこれまで3作公開され、来年夏に続編2作連続の公開が決定している 。しかし「キングダム」は、この5作を上回る可能性がありそうだという。

「原作は現時点で54巻まで発売されていますが、今回の映画版で描いたのは5巻の途中までなのです。まだ連載は続きそうなので、映画の続編も5作以上続けることは可能です。製作陣としても人気キャストのスケジュールをそろえるのは大変ですが、これだけのヒットとなれば是が非でもシリーズ化したいはず。早くも期待が高まっています」(芸能記者)

映画の続編に向けて、原作ファンの期待はふくらむばかりのようだ。