日本列島の暑さが尋常でない。26日(2019年5月)は全国926の観測地点のうち、北海道を中心に53地点で35度以上の猛暑日、513地点で30度以上の真夏日となった。このため熱中症で、北海道と宮城で2人が死亡、全国で575人が救急搬送された。まだ5月だというのに......。

高温によるレール歪みの恐れで特急列車が運休

暑さの中心が北海道というのも異常だ。佐呂間町では39.5度を記録。全国の5月の最高記録を更新したうえ、年間を通じて北海道の観測史上最高の気温となった。JR北海道は、高温によるレールの歪みの恐れがあると、札幌から帯広、釧路を結ぶ特急列車など43本を運休した。

異常の原因は偏西風。通常はストレートに西から東へ流れるのが、大きく蛇行し、そこに暖気を抱えた高気圧が挟まって動きがゆっくりになった。昨日はその中心が北海道にあった、というわけだ。

38.8度を記録した帯広市では、駅前の温度表示版の目盛りが振り切れてしまった。帯広名物、ばんえい競馬の馬たちに水を飲ますやら、扇風機をかけるやら。逆にホクホクなのが家電販売店。エアコン要らずで、普及率25%(全国は87%)という北海道に、昨日だけで「問い合わせが5、6件ありました」という珍事態。

MCの国分太一「体がついていけてない」

気象予報士の増田雅昭「この時期の北海道は、本来18度くらい。それが38度、39度ですから......高気圧の停滞に、フェーン現象が起こった」

高気圧は東へ抜けていくが、東日本の暑さはまだ続く。今日(27日)の予想では、札幌32度、山形35度、仙台31度、東京・名古屋33度だ。