ECB、現時点で政策変更の必要ない=ワイトマン独連銀総裁

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[フランクフルト 26日 ロイター] - ドイツ連邦銀行(中央銀行)のワイトマン総裁は26日、ユーロ圏経済は低迷しているものの、現時点で欧州中央銀行(ECB)が政策を変更する必要はないとの認識を示した。

ECBは6月5─6日の理事会で、期間2年の貸出条件付き長期資金供給オペ(TLTRO)第3弾の詳細について決定する見通し。

ワイトマン氏は「物価が下落するなかで今対応が必要だというような状況ではない」と指摘。経済の余剰生産能力の縮小により、物価は最終的に押し上げられると説明した。

ワイトマン氏は、ドラギECB総裁の後任として取りざたされている候補者の1人。ただ、これまでたびたびECBの緩和策に異を唱えてきたことから、高水準の債務を抱え、低金利を望む南欧諸国は同氏の総裁就任に反対する可能性がある。

ワイトマン氏は、一部の国がECB総裁から除外されるという印象を与えるのは好ましくない、とコメントした。