鹿島戦で決勝点を挙げた豊田。写真:徳原隆元

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 J1リーグは5月26日、各地で13節の6試合を開催。ベストアメニティスタジアムでは、サガン鳥栖鹿島アントラーズの一戦が行なわれ、ホームの鳥栖が1対0で勝利を収めた。

 試合は一進一退の攻防が続き、0対0のまま推移。30度以上の暑さの中で、拮抗した展開が続いたが、ドラマは終盤に訪れた。後半アディショナルタイムの90+4分。途中出場の小野裕二が左サイドを破り中央へ折り返すと、これを豊田陽平が左足ボレーで鹿島ゴールに突き刺した。

 土壇場で飛び出した豊田のゴールが決勝点となり、鳥栖は金明輝監督が就任以来3連勝。これで鳥栖は勝点を13として降格圏を脱出した。一方、新体制発足以来、ベンチスタートから途中出場が続いていたフェルナンド・トーレスにはこの日、ついに出番は訪れなかった。

 また鹿島は勝点23のままで、6位に後退した。