中日戦に先発したヤクルト・石川

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● ヤクルト 3 − 10 中日 ○

<11回戦・神宮>

 中日は連勝で4位へ浮上。ヤクルトは2年ぶりの10連敗を喫し、借金5で5位に転落した。

 負の連鎖が止まらない。ヤクルトはベテラン・石川が先発ということで、今季11失策の村上をスタメンから外し、大引を「6番・三塁」で起用。ディフェンス重視で連敗脱出を目論んだ。

 ところが1回表、中日先頭・阿部の三遊間寄りのゴロを遊撃・太田がファンブル。いきなりの失策などで二死二塁のピンチを招くと、4番・ビシエドに先制となる右前適時打を許した。2−4の2点ビハインドで迎えた7回表は、何でもない三ゴロを大引が失策。これも失点に直結し5点目を失った。8回には救援陣が崩れ一挙5失点。最後はバッテリーミスで2ケタ10失点に達した。

 石川は4回7安打3失点(自責点2)で3敗目(1勝)。ヤクルトはこの日もミスが目立ち、これで10連敗中は計18失策となった。

 打線は青木、山田哲、太田が本塁打を放つも、すべてソロ弾で3得点止まり。攻撃面でも本来のつながりは見られず、こちらは6試合連続3得点以下となった。