決勝点を挙げた水戸MF茂木駿佑

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[5.25 J2第15節 愛媛0-1水戸 ニンスタ]

 J2第15節が25日に開催され、2位水戸ホーリーホックは敵地で17位愛媛FCを1-0で下した。前半3分に決まったMF茂木駿佑のゴールが決勝点。今季10試合目のクリーンシートで3戦ぶりの白星を挙げ、明日に試合を行う山形を抜いて暫定首位に浮上した。

 前節終了時点で首位山形と勝ち点1差の2位につけていた水戸。前半3分、左サイドのFWジョーが頭でつないだボールをMF黒川淳史が受け、MF白井永地とのワンツーからPA内左に進入する。折り返しはDF林堂眞に触られるが、こぼれ球にフリーで走り込んだ茂木が左足で強烈なシュート。ゴール前へカバーに入ったMF下川陽太に当たり、ネットを揺らした。

 茂木は13試合ぶりとなる今季3得点目をマーク。水戸は先制後も攻撃の手を緩めない。後半29分には途中出場のFW清水慎太郎がMF平野佑一の縦パスを受け、PA内中央から左足でシュート。だが、惜しくもクロスバーを叩き、追加点とはならなかった。

 一方の愛媛は後半33分までに3枚の交代カードを使い切って反撃を図ったものの、無得点で試合終了。2試合ぶりの黒星を喫し、今季初の連勝はお預けとなった。