巨人OBの字を分析(Getty Images)

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 何かとサインをする機会が多いプロスポーツ選手。その筆跡には共通する特徴がよく見られるのだが、それは書いた人の性格や人柄を反映しているからだという。筆跡診断士であり、国内では数少ない筆跡アドバイザーとして活躍する書家の高橋史氏が、プロ野球読売巨人軍で四番をつとめた2人、松井秀喜氏と原辰徳氏の筆跡から、その人となりとリーダーとしての資質を診断した。

【写真】松井秀喜氏の直筆サイン

◆松井秀喜氏(ニューヨーク・ヤンキースGM特別アドバイザー)直筆のサイン

【総評】「リーダーシップがあり、監督に向いている人の筆跡です。とても控えめな方とお聞きしますが、ひとたび監督のイスに座れば、素晴らしい活躍をされるでしょう」(高橋史氏、以下同)

【1】突き出た縦線が全体の3分の1以上を占める筆跡は、統率力や指導力に優れたリーダーシップの持ち主に多い。

【2】左に突出した横線の長い人は、頭の回転が速いタイプ。

◆原辰徳氏(読売ジャイアンツ監督)直筆の色紙

【総評】「松井秀喜氏と異なるのは、『本』の縦線の突き出しがない点。この線が全体の4分の1以下の場合、強いリーダーシップで率いるというより、周囲と歩調を合わせてチームで動くタイプです」

【1】横幅が広い筆跡は、スポーツ選手や体を動かすのが好きなタイプに多い。

【2】左に突出する横線が長い字は松井秀喜氏と共通で、頭の回転が早い証。

【3】大きな弧を描く部分が多いのは、スター性の高い筆跡。

●たかはし・ふみ/1979年生まれ、東京都出身。セミプライベート書道・ペン字レッスンを実施する書道サロン「墨麗」主宰。書を通して麗しき社会の実現に貢献しようと、書道家のかたわら筆跡アドバイザーとしても活躍中。

※週刊ポスト2019年5月31日号