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テンピュールは5月23日、カラー、デザインなど100通り以上のバリエーションから自分の好みに合わせたベッドをオーダーできる「TEMPUR Bed Collection」を発表。9月を目標に販売することを明らかにした。

同製品は、無重力の宇宙空間にいるようなストレスのかからない姿勢「Zero-G ポジション」で睡眠がとれるリクライニングベッド「Zero-G」のフレームを好みのベッドにカスタマイズできる製品。また「TEMPUR Bed Collection」とあわせて、今年で日本での営業20周年を迎えることを記念した限定グッズの販売も発表した。

製品発表会では、テンピュール・シーリー・ジャパンの代表である木村信也さんが登壇。最近の顧客動向から、マットレスとベットフレームをセットで購入するユーザーが全体の45%と高い割合であることに注目。そして、その中の65%が同じブランド製品でそろえることを希望しているというデータから同社の複数の製品を組み合わせて提供するオーダーメイドベットフレーム「TEMPUR Bed Collection」を発案したと説明した。

オーダーできる内容は、フレームデザイン、マテリアルとカラー、そして、ベッドフレームの3つ。フレームデザインは、「レア」「アイビス」「プローバー」からひとつ選択。素材は、ファブリックと合成皮革の2種類、カラーは、ファブリックが6種類、合成皮革が3種類から選択できる。そして、ベッドフレームは、同社自慢の「Zero-G」と一般的なパネルフレームを選択できる。同製品は2019年9月の販売に向けて現在調整中だ。

また、20周年記念として数量限定でクールタッチテクノロジーを採用した「TEMPUR Cool Touch Pillows」を販売。11月には標準サイズより大きめのゆったりサイズのピラー「TEMPUR Comfort Pillow Signature」、10月には、中身にテンピュール素材を活用したアメリカ生まれのぬいぐるみ「TEMPUR Animals」を販売。ぬいぐるみは、パピーとベアの2種類を販売する。

また、テンピュールの銀座、横浜、福岡のショールームでは、同社が提案するストレスのない理想の睡眠スタイル「パーフェクトスリープシステム」を、VRを使って体験できるアトラクション「TEMPUR Zero-G VR」を設置。無重力睡眠「Zero-G ポジション」と自在に動く「テンピュールマットレス」、VRを使った視覚効果により無重力空間での睡眠を体感できる。

同日開催された製品発表会では、同社の製品を愛用するジャーナリストの津田大介さんと日本睡眠改善協議会の上級睡眠アンバサダー安達直美さんを招いて睡眠をテーマにトークショーも開催された。

津田さんは現在、多数の司会の仕事をこなしているが、睡眠不足の状態では頭が働かず満足な対応ができなかった経験を告白。その体験から、重要な仕事の前にはしっかりと睡眠をとる必要性を実感。現在実践中だが、それでも睡眠時間を確保するのが難しい現状を語った。

トークショーでは睡眠不足に絡んで、今話題となっている「睡眠負債」も取り上げられた。米国のランド研究所が2016年に発表した睡眠不足によるパフォーマンスと経営効率の低下、死亡率の上昇による労働人口の減少などの影響により、日本国内で15兆円もの経済的損失「睡眠負債」が発生しているというレポートの話題で会場は盛り上がった。

津田さんは2002年テンピュールが次世代枕を日本で販売したときから同社製枕を愛用。腰痛を患ったときも同社の腰枕を活用し、その効果に大いに助けられたという。最近では同社の「Zero-G」ベッドを購入し愛用しているという。