こんにちは!元アイドルでコラムニストの小川満鈴です。人間、何を幸せと感じるかは人それぞれです。こんなことは当たり前であって、誰もが理解しているよ!と自分では思っている「つもり」ですよね。しかし、本当に自分だけの幸せというものを理解しているでしょうか?自分は自分でいいと本当に思っているのならば、どうして本来なら自分の人生とは直接関係のない芸能人の生活に口を出したり、誰かを羨ましいと思ったり、雑誌の占いを信じてしまったりするのでしょうか?

男性がまだまだ知らない高齢出産の現実

例えば、今回の磯野貴理子さんの離婚の原因とされている「高齢になってから相手に子供が欲しいと言われること」にも多くの「他人と比べてしまう」が含まれています。

まず、これは想像の範疇になってしまいますが、今回離婚された旦那様と結婚する際、子供のことについてはどう思われていたのかが大事になってくると思います。二度目の結婚の時点で磯野さんは40歳後半でした。つまりは、この時点で仮に子供を産むのだとするといわゆる「高齢出産」(日本では35歳以上を高齢出産としている)となりますので、おそらくは子供については双方ともに考えていなかったのだと思います。

が、お相手はこの時点でまだ24歳。全ての男性がそうだとは言いませんが、今の日本の男性は30歳でもまだまだ脳内が幼稚なこともあります。この場合の幼稚というのは「先のことはあまり考えず、今が楽しければいい、幸せならいい」とだけ考えてしまうということですが、磯野さんのこのご主人もそれに近かったのではないでしょうか?それが40歳近くなってくると、自分の周囲の友人等は子供が生まれたという話題も多くなってくる……でも自分の妻とは子供は現実的に厳しい……と気持ちが変わってきた。

つまりは、良くも悪くも「大人」の発想になってきたということなのだと推測しています。

高齢出産の情報は、避妊情報と同じレベルでもっと知られるべき

日本人は大した根拠もなく、「かっこいい」「かっこ悪い」「恥ずかしい」というイメージに毒されている部分があります。例えば避妊には最も身体的リスクも少なく手軽(この表現は微妙ですが)なコンドームですが、男性はおろか、女性の場合、常に所持していることにイメージ的にマイナスを感じがちです。常にコンドームを持っているのがなんだか軽い人間に思われてしまう……つまりは恥ずかしい……と。が、人間というのは最終的に自分を守れればそれでいいのです。傘だってそうですよね。もちろん雨や雪が降っていなければ持っているのは本当に邪魔な存在です。が、もし持っていれば助かるわけです。コンドームと傘を比べるのもおかしいかもしれませんが、私は実は自分を守るという意味ではこういった全てのものは「備えあれば憂いなし」だと考えています。

さて、コンドームと傘という物理的に存在する物を例に備えのお話をしてきましたが、人間にとって「知識」というものは実はもっと大事な「物」と同じ力を持ちます。今回のキーワードにもしている「高齢出産」についてですが、これは女性でさえあまり理解していないことがあります。特にアラサーくらいの女性はそれまでワイワイ楽しく恋愛をしてきて、ガツガツしっかりと仕事だけをしてきた方も多くいます。すると人間の生物学的な部分について学ぶ機会を失ってしまっているのです。高齢出産のリスクの前に、女性は20歳を過ぎると「妊娠の確率」は下降線を辿ります。この確率云々に関しては専門家の方々が多くの情報を出されているので私は簡単な数字だけを書かせていただきますが、18歳の女性が毎月の排卵日に性行為を続けた場合、40パーセントの確率で妊娠しますが、30歳では25〜30パーセント、そして45歳を超えると、なんと1パーセントとなります。そしてさらに、妊娠中も出産後も色々なリスクが年齢に比例して出てくるのです。

それを知って、勉強してからお互い相手を選ぶというのは私は決して悪いことではなく、逆にずっと長く一緒にいるための大事なことだと考えています。後編はそういった意見にズレができてしまった時の解決方法について書いていきます。

子どもがほしいのか、そうでないのか?自分のライフプランをよく考えて。

男性は何歳になっても子どものまま?……〜その2〜に続きます