「胸の谷間」を作るとコミュ力が上がる?女性の脳に変化が
 胸の谷間があると男性はドキッとするものですが、女性自身も自分の谷間が見えると、“女”としての自信が普段よりついてくるような気がしませんか? そんな胸の谷間による心理的効果は、決して気のせいだけではないのかも。

 胸の谷間ができることで、女性の脳や体ではある変化が起きていることがわかったんです。

◆言葉を話す能力が活性化する

 ワコール「谷間向上研究所」の活動の一環として、2019年3月21日、杏林大学の古賀良彦名誉教授(医学博士)が行った実験の内容をご紹介しましょう。
 20代の女性9名に、胸の谷間ができるブラジャーとそうでない2種類のブラジャーを着用してもらい、ニュース映像に関する話題を別の女性と1対1で3分間会話し、そのときの脳の血液量の変化を観察しました。

 その結果、胸の谷間があるときはないときに比べて、前頭葉と呼ばれる部分の血液量が2倍以上アップしていることがわかったんです。この左側前頭葉は言語をつかさどる部位。つまり、胸の谷間によって言葉を話す能力が活性化され、人とのコミュニケーションを活発にしようと働いたものと考えられるのです。

 さらに、2種類のブラジャーを着用している自分の姿を鏡で見て、そのときの自律神経の活動につい測定したところ、胸の谷間があるときのほうが自律神経の活動量が約1.8倍も増加していることがわかりました。

◆ポジティブな気持ちがアップ

「予測したよりはるかに顕著な結果が得られました。(谷間ブラジャーを着けていると)脳の機能は活性化し、特に言語によるコミュニケーション能力が高まること、さらに自律神経の活動が程よく亢進することが明らかになりました。気持ちはポジティブになり、活力が増すことも分かりました」と、古賀教授。

 同社が行った、2種類のブラジャーをつけているときの感情に関するアンケート調査でも、谷間があるときの方が「自信が持てる」「幸せ」「わくわくする」「楽しい」など、ポジティブな心の動きがみられるという結果でした。

 被験者が9人と少ないことや、ワコールの研究であることを考えると、「うのみにしていいのかなぁ‥?」という気もしますが、谷間ができると単純に嬉しいのもまた事実。

 メイクをしてきれいになった自分を鏡で見たときや、ボディラインが理想に近づいたと感じたときなど、自然と気分が上がりますよね。きっとそんなシチュエーションと同じように、胸の谷間はポジティブな心にさせてくれるのでしょう。

<文/佐藤まきこ>

【佐藤まきこ】
女性誌のエディターやファッションビルの広告・プロモーションのプランナー、コピーライターとして長年経験を積み、フリーランスのエディター・ライターへ。ハワイ在住。Instagram:@hawaii_milestone