東カレ厳選の麗しの美女を紹介する『金曜美女劇場』。

本連載では、東京の夜のシーンに似合う艶やかな大人の女性たちを紹介していく。



近頃、女性達のあいだで空前のブームが到来しているという“サウナ”。

芸能界においても人気女優がこぞって「サウナ好き」を公言するなか、「サウナ歴15年・週4日通い」という美女がいる。グラビアアイドルの、園都(その みやこ)さんだ。

「汗が滴り落ちるのが快感なんです!」と輝く瞳でサウナの魅力を語る彼女は、今や数々のグラビア誌に登場し、インスタグラムのフォロワーは25万人を越えている。




日頃から都内の銭湯を複数リサーチしておき、グラビア撮影を終えた足でそのままスタジオから直接サウナへ足を運ぶほど情熱を注ぐという園さん。彼女にサウナの魅力を聞いてみると、こんな答えが返ってきた。

「お肌の状態がよくなったのはもちろん、何事もポジティブに捉えられるようになりました。『サウナのどこがいいの?』ってよく聞かれるんですけど、『心のデトックス』以外、返事のしようがないっていうくらい(笑)私にとって、良いストレス発散方法です」




26歳という今の年齢を考えれば、同世代の女性は買い物や女子会などを息抜きの方法に選びそうだが、園さんがサウナに通うには理由があった。

「10代の頃から、地元の徳島で母が経営する飲食店を手伝う生活をしていて、『自分が子供でいられる時間』は、ほとんどありませんでした。だから同年代の友達と話したり人とショッピングしたりするよりも、ひとりで色々考える時間のほうが贅沢に感じられるというか、楽なんですよね。サウナは、自分自身と向き合えるのが魅力のひとつです」




「ネガティブな思考」はサウナ室に置いてから自宅へ帰る習慣を身につけていくうちに、以前よりも随分と楽に生きられるようになったという彼女。

そんな園さんがグラビアアイドルとして活動するようになったのには、意外なきっかけがあった。



野球観戦中にじっと見つめられて…運命の出会い


「2年間、私に人生を預けてほしい」運命の出会い


「私、サウナと同じくらい野球が好きで、野球観戦によく行くんです。23歳の時、東京ドームで友達と野球観戦をしていたら今の事務所の女性マネージャーさんが声をかけてくださって。『あなた何カップあるん?グラビアやらない?』って。『Gカップです』って言ったら、事務所の名刺を渡されて、その後も熱心に連絡をいただいて。それで挑戦してみようかなって」

所属が決まると、スカウトしてくれたマネージャーから「2年間、私に人生を預けてほしい」と言われ、その言葉を信じて必死に活動を続けたという。

「今でも、あの言葉を信じて良かったなって思います。正直、芸能活動を初めてすぐの頃は、『上手くいかなかったらすぐに結婚しようっ』て思っていたんです。でもグラビアの仕事があまりにも楽しくて、私にとって天職で、気がついたら今年で4年も歳月が経ってました(笑)」




当初は “ロリータ路線”でグラビアにのぞむことも多かったというが、「自分のキャラクターはこっちの方向ではない」と感じるようになってからは、徐々に“大人の魅力”を押し出す方向へと転換をはかったそうだ。

「プールでキャピキャピと元気に撮影しなきゃいけない撮影の時も、どうしても私は湿度高めな『湿っぽい表情』をしてしまって(笑)。まるで湯浴みをしているような…。そういう表情や仕草が好きなので、もう元気なキャラクターはきっぱりと諦めて、自分らしい表現を模索するようになりました」

こうして独自の路線を見出した彼女は、いつからかグラビア界で「日本一身近な愛人」というキャッチフレーズが名付けられて活動の幅が広がったという。




その後もコンスタントに男性誌やイメージDVD、バラエティ番組へ挑戦を続け、念願であった銭湯や温泉に関連した番組にも出られるようになったそうだ。

「色々なお仕事をさせてもらっていますが、そのなかでもグラビアの仕事は生き甲斐なんです。素敵なランジェリーや水着を着させてもらって、内面から湧き出る感情をカメラにぶつけていくのが楽しくて。しかも、それを見て喜んでくれる男性がいるわけですから。女性として生まれてきて良かったなって」

しかし、グラドルとしては悩みが尽きないようで…




「グラビアは、自然な表情を装いながらも実は腰をクッと不自然にひねって、難易度の高いポーズをすることも多いんです。最近はグラビア撮影ではない、普通の写真を撮るお仕事の時にも腰を入れてしまう癖がついてしまって、カメラマンさんから『そんなに腰入れないでいいよ…』って注意してもらうこともあるので、グラビアの癖が出過ぎないように意識してます(笑)」

楽しそうに仕事への愛を語る園さんに、今度は理想の男性像や結婚願望についても聞いてみることにした。


見た目ではなくて、男性の内面を重視します


結婚願望は、めちゃくちゃあります!


真っ赤なドレスから清楚な白いワンピースに衣装チェンジし、先ほどとは全く違う顔を見せる園さん。彼女の結婚観はというと…。

「結婚願望は、めちゃくちゃあります!ごく普通の家庭を築きたいですね。私が育った環境は自営業で、小さな頃から親の仕事の手伝いをずっとしてきたので、私自身は家族でゆっくりと旅行に行くような穏やかな家庭がいいなって。可愛い子供を2人くらい授かって、それなりに広いマイホームのなかでに過ごせたらいいなぁ…、という淡い夢がありますね」

そして気になるのが、理想の男性像。園さんのタイプはどんな男性なのだろうか?




「私のことを守ってくれる力強い人です。いつも明るくて、笑わせてくれるような人というか。これまで男性のことをルックスで選んだことは一度もなくて、周囲から『どこがいいの?』って言われるような方と付き合ったこともあるんですけど、私だけが彼の魅力をわかっていれば良いんです!いつも私に寄り添ってくれる人を募集中なんですけど、なかなか現れてくれなくて…」

そんな園さんだが、最近では読書を通じて「女磨き」を積極的にしているという。なかでも感化されたのは、デヴィ夫人の本だそうだ。




「最近、『選ばれる女におなりなさい デヴィ夫人の婚活論』と言う本を読んだんです。私も26歳になったことだし、もっと洗練された所作を学ぼうと思って。その本を読んだら、良い意味で恋愛の価値観が変わってきました。男性側へ自分の理想を要求するよりも、もっと自分自身が輝くためにできることがあるなって思って。日常のちょっとした仕草も気にするようになりました」




そのアンニュイな表情で世の男性を魅了し続ける園さんの、今後の活躍に期待したい!

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佐野 円香