今季1号を放ちベンチへ戻るもハイタッチ“拒否”された日本ハム・杉谷拳士【画像:(C)PLM】

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左右両打席本塁打は、日本ハムでは2007年のセギノール以来

■日本ハム - 楽天(23日・札幌ドーム)

 日本ハムの杉谷拳士内野手が、驚愕の2打席連発アーチを放った。23日、本拠地・札幌ドームでの楽天戦。5回に左腕の辛島から、右打席で左翼スタンドへの今季初アーチを放つと、6回には右腕の今野から、左打席で右翼スタンドへ2号2ランを放った。

 驚きの2連発となった。2点リードの5回の第3打席。杉谷は左腕の辛島から粘った末の10球目を左翼スタンドへと運び、今季初アーチの1号ソロ本塁打を放った。さらに6回、2死二塁で第4打席に入ると、今度は右翼スタンドへ。自身初、左右両打席での2打席連続本塁打という離れ業を演じた。左右両打席での本塁打は史上19人目42度目。日本ハムでは2007年のフェルナンド・セギノール以来となった。

 圧巻の2打席連発。2打席連続でチームメートからの祝福の“ハイタッチ”を拒否されるオチのついた杉谷は「右打席より、左打席の方がいい感じで打てました。セギノール以来ですよね。これから『スギノール』と呼んでください。最後まで集中を切らさずに、全力でプレーします」とコメントした。(Full-Count編集部)