こんにちは。ただのヲタクこと、あくにゃんです。

ぼくは、K-POPやジャニーズ、ジャニーズJr.などの男性アイドルのことを1日中考えては、熱狂的にも批評的にも、こよなく愛するヲタクです。

あくにゃん近影。

今週、最も注目されたのは『Hey!Say!JUMPのコンサート中止発表』ではないでしょうか。

公式サイトが中止の理由を、『ツアー移動時に一般のお客様に対して多大なご迷惑をお掛けする状況が改善に至らなかったこと』と説明したため、SNS上では話題になりました。

しかし、一部のファンの行為がなにもかもをぶち壊す現象は、韓国界隈においても、最近多く存在しますので、今回はこのことについて書いていきたいと思います。

ファンとは呼べないファン

メンバーが乗ったクルマをタクシーで追いかけたり、メンバーの高校や実家にまでついて行ったりするような人たちを想像していただければ良いのですが、これらの人たちをジャニーズ界隈では『ヤラカシ』、韓国界隈においては『サセン』と呼称することで『ファン』とは区別化し、徹底的に非難しています。

ですが、当の本人たちはメンタルが強いのか、「私みたいにできないからって、ひがまないで」という謎の思考回路に行き着くので、残念なことに徹底的に叩いてもなかなか辞めることはありません。

グループごとに違うルール

そもそもどこまでが良くて、どこまではダメなのかの境界線は、界隈によって大きく違います。同じ事務所であっても、グループによって変わるので不思議な話です。

以前、新幹線のホームを利用した時、50〜60代くらいのお姉さまたちがホームにびっちりいました。はみ出さないように駅員がロープで囲っていたのですが、正直言ってかなり邪魔でした。

これがジャニーズやK-POPであれば、そこにいるファンも、メンバーも、事務所も死ぬほど叩かれるんだろうなぁ……他のグループなら良いのかよ……と驚愕しました。

ジャニーズの場合、1人でもそんなことをしている人がいれば大騒ぎなのに、事務所が認めていればホームにファンが何人いてもOKって、皆さんはどう思いますか?

一般の利用者からしたら、どっちが迷惑なのかって、完全に人数多い方ですよね?

今回のHey!Say!JUMPの件に関しても、(本当にファンの行動が理由なのであれば)所属アイドルよりかは、周りの一般の方への配慮の方が強い印象を受けました。

もう、全てルールは統一した方がいいのでは?と思ったのですが……日本のルールが浸透していない韓国アイドルもいますし、難しいのかもしれません。

比較的にゆるい韓国アイドル

公共交通機関でのルールにおいては、韓国アイドルの方がゆるい印象を受けます。現にぼくも羽田空港までお見送りに行ったり、アイドルよりも先に着いた千歳空港で、出待ちしたりしました。更に韓国の場合は、(一方的ではありますが)写真まで撮れますし、アイドル側もポーズをしてくれます。

そのある種の“盗撮”をInstagramやTwitterにアップロードし、何万件ものいいねをもらうアカウントも存在します。

これが“当たり前化”しているグループもいる中で、結局のところルールの統一は難しく、各事務所や所属タレントの意向・方針に各自のファンが従うしかなさそうです。

日韓で大きく異なる、アイドル界隈ルール。

ファンが勝手に作った「自主規制」は正義か?

公式側からの発信や公表ではなく、ファン側が作ったルールはかなり多く存在します。

サイトで検索しても出てこないような「自主規制」や「暗黙の了解」に対し「は?それ公式が決めたルールじゃなくね?」という気持ちが芽生えることも、多々ありますが、公式がそこまで事細かにルールをサイトには記載出来ないですし、仮に、禁止行為を増やしても、実際にそれを監視するスタッフを雇えないので、ファン同士が睨みをきかせ合ってルールを犯したファンを追放してくれた方が、コスパは良いんだろうなぁ……と考えてしまいます。

そんな人たちがファンを辞める理由

ぼくが見てきた中で、過激なファンが、過度な追っかけ行為を辞める理由は、「結婚」や「老い」などが多いです。今までのように追いかける時間や体力がなくなると自然と消滅していきます。

冒頭でも述べましたが、かなりハートが強いので、どんだけネットで叩いても、反抗してくるだけですので、ひたすら待つしかありません。

ただ、精神は根っからのヲタクなので、たとえ、ファンを辞めても、育児や受験、リアルな恋などが終り、落ち着くとまた戻ってくるので注意です。シャケみたいなものですね。

あ……!辞める理由に、最近だと「急にアイドルになる」もありました。急に地下アイドルになって辞めていくというパターンも増えてきています。いかんせん待つしかないのが、現状です。

まとめ

今回の中止発表を受けても、当の本人たちにとってはなんの制裁にもなっていないことが残念です。なぜなら、公演が中止になっても、学校や家、レッスン場など、会える場所はいくらでもあるからです。どうせ数年後に“武勇伝”として話すんだろうなぁ……。それが余計にムカつかせるんでしょうけどね。

事務所側が、ちゃんと対応を取った!という世間に向けての発信のようにも感じました。

ただ、『男性アイドル×若い女性ファン』という構図の場合、ストーカーを訴えても、警察や交番で扱ってくれない場合もあるとよく聞くので、今回の思い切った行動が、男性アイドルの明るい未来につながることを期待して、今回は終わりにします。

それでは、今週も推しと推しあわせに〜。

ファン内自己規制は、結構厳しい。