『NCIS』マーク・ハーモン、映画出演を断り続けている素敵な理由とは

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シーズン17への更新が決定している大ヒット犯罪捜査ドラマ『NCIS 〜ネイビー犯罪捜査班』でシーズン1からリロイ・ギブスを演じるマーク・ハーモン。長年にわたりTVの第一線で活躍し続ける彼が、あえて映画に出演しない理由について明かした。米Cheat Sheetが伝えた。

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『NCIS』以前から人気TVシリーズで活躍してきたマークは、『レスキュー240』(1979年)、『Flamingo Road(原題)』(1980年〜1982年)、『セント・エルスウェア』(1983年〜1986年)、『リーズナブル・ダウト/静かなる検事記録』(1991年〜1993年)、『シカゴ・ホープ』(1996年〜2000年)などに出演。

しかし実は、『ダブル・フェイス(前・後)』(1986年)、『サマースクール』(1987年)、『プレシディオの男たち』(1988年)、『君がいた夏』(1988年)などの映画にも出演。作品の大小はさておき、数々の映画に出演していたが、TVシリーズを活動拠点を移した理由とは一体何だったのだろうか。

それは、ある映画の撮影に参加していたために、貴重な時間を逃したと感じたことがきっかけだったそうだ。

マークは1987年に女優のパム・ドーバー(『モーク&ミンディ』)と結婚。30年以上が経った現在も夫婦は仲が良く、タイ・クリスチャンとショーンという二人の息子にも恵まれた。ショーンは2008年に『NCIS』にてギブスの青年期役で俳優デビューを果たしている。

マークは米CBS Newsに対し、次のように説明。「私は映画の撮影のためにニューギニアに滞在していた。そして、出発したまさにその日、長男が最初の一歩を踏み出したんだ。それから3カ月後に撮影が終了したため祖国へ戻ると、小さな息子は一人で車から降りて歩道に上がり、空港で私の足にしがみついてきたんだ」

マークはハリウッド俳優としての役目を全うしていただけだが、撮影で長期間自宅を空けることで息子の成長を見届けられずにいたことを後悔していたのだ。

「それで妻に言ったんだ。"君にこんなことを言うのは嫌だけど、これからの人生は僕たちの家を買うために遠いニューギニアで映画を撮影するようなことはもうしない"とね」

それ以降は、なるべく家族のそばにいるために海外で長期間撮影のある映画には参加しないことに決めたのだという。

近年はTVで活躍する映画俳優も増えているが、アメリカでは映画俳優とTV俳優の間には大きな壁があるのは誰もが知るところ。それでもマークは、最も稼ぐTV俳優ランキングで上位常連となるなど、TVを主戦場としてトップスターの地位に登りつめたのだった。マークの出演する『NCIS 〜ネイビー犯罪捜査班』作品情報はこちらより。(海外ドラマNAVI)

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『NCIS 〜ネイビー犯罪捜査班』マーク・ハーモン
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