2010年当時のモウリーニョとロナウド。11-12シーズンにはリーグ制覇を成し遂げた。 (C) Getty Images

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 現地5月17日、ユベントスが、マッシミリアーノ・アッレーグリ監督の退任を発表したことで、イタリア国内外で後任人事が注目を集めている。

 そんななか、イタリア紙『Gazzetta dello Sport』は、ユベントスの大黒柱であり、今シーズンのセリエA最優秀選手を手にしたクリスチアーノ・ロナウドがチームにジョゼ・モウリーニョの就任を進言したと報じ、次のようにまとめている。

「チャンピオンズ・リーグ制覇を目標にしている同クラブにとって、モウリーニョの手腕は魅力的であることは確かだ。今、チーム内でふたりの男が彼を招聘するように首脳陣にリクエストしている。ひとりは、モウリーニョの代理人を務めているジョルジュ・メンデス。そしてもうひとりは、レアル・マドリー時代にラ・リーガ制覇をともに成し遂げたクリスチアーノ・ロナウドだ」

 同紙によれば、C・ロナウドは、アントニオ・コンテの就任を考えていたクラブ側に「NO」を突き付けたとも報じている。

 一方のモウリーニョだが、この報道に追随して5月3日に中東テレビ局「beIN Sports」の番組に出演した際に「監督業について」語った内容が注目されている。

「今までに担当したクラブで、素晴らしい関係を築いている選手のひとりが、私に電話をくれて『来シーズンはここに来るべきだ』と言ってくれた。だが、私はこう答えるしかなかったよ。『彼ら(フロント陣)は私を好いていない』とね。

 だが、彼はこう続けた。『あなたがここにきて、3試合で勝利をあげれば、彼らはあなたを愛し始めるだろう』と言った。我々は記者会見やピッチで様々なことが求められるけれど、彼らとの関係は表には見えないところでも育んでいる。プロ選手と監督との関係はお互いに尊重し合うことが大切だ」

 米スポーツチャンネル「FOX Sports」アジア版は、このモウリーニョの発言を取り上げ、「これは実は、モウリーニョが“新天地”のヒントをポロリとこぼしていたのではないか?」と推測している。

 果たして、C・ロナウド再タッグは実現するのだろうか。セリエAが5月25日(現地時間)に最終節を控えているため、その動向が具体的になるのは、シーズン終了後になると考えられる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部