U-20W杯で飛躍が期待される日本代表 photo/Getty Images0

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まもなく『FIFA U-20 ワールドカップポーランド2019』が開幕する。現地時間23日の開幕戦を皮切りに、約3週間かけて激闘を繰り広げ、若手No.1の国を決めるのだが、そんな祭典を前にイギリスの大手ブックメーカー『sky bet』が優勝国予想を行なっている。

日本時間22日の時点で、同ブックメーカーがU-20W杯で最も優勝の可能性が高いと見ているのが、昨年のロシアW杯でA代表が世界一に輝いているフランス代表だ。19歳ながらすでにドルトムントの主力となっているDFダン・アクセル・ザガドゥ、今季フランクフルトの躍進を支えたDFエヴァン・ヌディカ、パリ・サンジェルマンで評価を上げているFWムサ・ディアビといった若き逸材を多く揃える。そのため、オッズは「5.00倍」に設定された。

2番目にオッズが低いのは、ポルトガル代表で「7.00倍」。今大会への切符がかかった昨年のU-19欧州選手権では、見事優勝に輝いた。すでにA代表デビューを飾っているMFジェドソン・フェルナンデス、マンチェスター・ユナイテッドでプレイするDFディオゴ・ダロトといった世代を飛び級しているタレントも今大会へ向けて招集されている。そして3番目にコロンビア代表(9.00倍)、4番目にアルゼンチン代表(10.00倍)、5番目にウルグアイ代表(11.00倍)と南米勢が続いた。

6番目には、日本と同組のイタリア代表が「15.00倍」で名を連ねた。ACミランの守護神ジャンルイジ・ドンナルンマやユヴェントスで存在感を発揮しつつあるFWモイーズ・キーンといった早くもA代表まで上り詰めた選手たちは不在だが、FWアンドレア・ピナモンティやDFルカ・ペッレグリーニといった今季レンタル先で武者修行し、着実に力をつけた有望株たちが登録メンバー入りを果たしている。

そんな中、グループBに入った日本代表は「29.00倍」で15番目にランクイン。アジア勢では最高位となったが、グループ内では僅差ではあるものの、エクアドル代表(21.00倍)とメキシコ代表(26.00倍)にも及ばず最下位となっている。日本代表はこの前評判を覆すことができるのか。まずはグループステージを突破してもらいたいところだ。

『sky bet』のオッズは以下の通り

1.フランス代表(グループE) 5.00倍
2.ポルトガル代表(グループF) 7.00倍
3.コロンビア代表(グループA) 9.00倍
4.アルゼンチン代表(グループF) 10.00倍
5.ウルグアイ代表(グループC) 11.00倍
6.イタリア代表(グループB) 15.00倍 
7.ナイジェリア代表(グループD) 19.00倍
7.セネガル代表(グループA) 19.00倍
9.エクアドル代表(グループB) 21.00倍 
9.ポーランド代表(グループA) 21.00倍
11.アメリカ代表(グループD) 23.00倍
12.マリ代表(グループE) 26.00倍
12.メキシコ代表(グループB) 26.00倍 
12.ウクライナ代表(グループD) 26.00倍
15.日本代表(グループB) 29.00倍
16.韓国代表(グループF) 41.00倍
17.ノルウェー代表(グループC) 51.00倍
18.南アフリカ代表(グループF) 81.00倍
19.パナマ代表(グループE) 101.00倍
19.カタール代表(グループD) 101.00倍
21.ホンジュラス代表(グループC) 151.00倍
21.サウジアラビア代表(グループE) 151.00倍
23.ニュージーランド代表(グループC) 501.00 倍
24.タヒチ代表(グループA) 2501.00倍