手負いのチェルシーに朗報 “あの男”のEL決勝出場が濃厚に
現地時間29日に開催予定のUEFAヨーロッパリーグ決勝で、アーセナルと対戦するチェルシー。DFアントニオ・リュディガーが先月末に膝を痛めて戦線から離脱したほか、MFルーベン・ロフタス・チークも15日にアメリカにて行われたチャリティーマッチ(ニューイングランド・レボリューション戦)でアキレス腱を断裂するなど、大一番にむけ暗雲が漂っている。
こうした状況のなか、5日のワトフォード戦(プレミアリーグ第37節)でハムストリングを痛め、ヨーロッパリーグ決勝への出場が危ぶまれていたMFエンゴロ・カンテがチームのフルトレーニングに合流。アーセナル戦に出場できる見込みであると英『THE Sun』が報じた。
アレクサンドル・ラカゼットとピエール・エメリク・オバメヤンの2トップ、及び司令塔メスト・エジルらの強力な攻撃陣を擁するアーセナルに対抗するうえで、対人守備に定評があるカンテの復帰はチェルシーにとって朗報と言える。同選手が万全な状態で大一番を迎えられるかに注目したいところだ。