[となりのテレ金ちゃん−テレビ金沢]2019年5月6日放送の「仰天コロンブス」のコーナーで、シロウオとシラウオ、シラスの違いについて調べていました。

名前などいろいろとそっくりで、違いをなんとなくしか把握できていない人が多いのではないでしょうか?


これはシラス(画像はイメージ)

全く別の魚たち

街頭インタビューで、写真をみせて名前を当ててもらうも、全問正解者はゼロという結果。やはり皆さんはっきりとはわからないようです。

近江町市場内にある大口水産のスタッフの方に聞いてみると、まず、北陸で馴染みのあるのはシラウオ。穴水のほうでは「イサザ」、美川の方では「スベリ」と呼ばれています。

体調5センチほどで、踊り食いが知られています。

一方のシロウオは、生きて売られることはほとんどありません。空気に触れると死んでしまう繊細な魚で、大きくなると15センチほどにもなります。

一文字違いでも全く別の魚なのです。

そして、シラスは、店頭では釜揚げシラスとして売られているのが見られます。この釜揚げシラスはカタクチイワシやマイワシの稚魚が主ですが、「シラス」というのは、稚魚の総称を指す言葉なのです。

ですので、大きくなると名前が変わります。

よく見ると、それぞれ見た目にも口元あたりに違いがあったり、色や透明度に違いがあったり、よく観察して食べるのも面白いかもしれません。

(ライター:りえ160)