18-19スペイン1部リーグ第38節、レアル・マドリード対レアル・ベティス。ファンにあいさつするレアル・マドリードの選手(2019年5月19日撮影)。(c)PIERRE-PHILIPPE MARCOU / AFP

写真拡大

【AFP=時事】18-19スペイン1部リーグは19日、第38節の試合が行われ、レアル・マドリード(Real Madrid)はホームでレアル・ベティス(Real Betis)に0-2で敗れ、悲惨なシーズンは終わりを迎えた。

 今シーズン限りでの退団が予想されているギャレス・ベイル(Gareth Bale)は、別れを告げる出場のチャンスすら与えられなかった。この一戦がベイルにとってラストゲームになるかもしれないと示唆していたレアルのジネディーヌ・ジダン(Zinedine Zidane)監督は3人の選手交代を行ったものの、ベイルはベンチでそれを見守った。

 この日も退屈でちぐはぐなレアルのパフォーマンスを誰一人として改善することはできず、これでチームの今季とジダン監督復帰後の第1章は幕を閉じた。

 ジダン監督は「これで今季が終わり、来シーズンについて考えられるということだけは良かった」「何かが変わるのは確かだ」とコメントした。

 試合後、レアルの選手たちはあいさつをしたが、ファンは一斉に口笛を鳴らして出迎えた。

 その時点でベイルはすでに選手用通路に姿を消しており、別れを告げる場でどんな行動を見せても、冷ややかな反応を受けるかもしれないということを悟っていたのかもしれない。

 ジダン監督は「ベイルに出場機会を与えられず申し訳なく思っている」「しかし、どんなことが起きるのか私には分からないし、きょう一日とこの試合の状況に応じて決断を下さねばならない」と話した。

 今季のレアルは欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2018-19)の決勝トーナメント1回戦で敗退し、リーグ戦では優勝したFCバルセロナ(FC Barcelona)に19ポイント差、2位アトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)に8ポイント差をつけられ3位に終わった。

 しかし、そうした今季の失敗のほとんどはジダン監督の責任ではなく、過去17シーズンのリーグ戦で最低となる勝ち点68、1973-74シーズン以降では2番目に多い12敗という数字についても責められることはないだろう。

 3月にジダン監督が就任してから、レアルの根深い問題が解決されると思っていた人はほとんどいなかったはずだが、それでもファンの多くは、少なくとも改善の兆しくらいは期待していただろう。

 ジダン監督就任後の11試合で5勝を挙げたレアルだが、最後の5試合は1勝1分3敗という成績であり、この日のベティス戦を含むいくつかの試合は、フレン・ロペテギ(Julen Lopetegui)氏やサンティアゴ・ソラーリ(Santiago Solari)氏が率いていた当時と同じくらい悪い内容だった。

 ジダン監督は「弁解の余地はない」「開幕直後から難しかったし、私がチームを率いることになった終盤もそうだった。それが現実だ」と続けた。

【翻訳編集】AFPBB News