テニス、イタリア国際、男子シングルス決勝。表彰式に臨むラファエル・ナダル(右)とノバク・ジョコビッチ(2019年5月19日撮影)。(c)Tiziana FABI / AFP

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【AFP=時事】19日に行われたテニス、イタリア国際(Internazionali BNL d'Italia 2019)男子シングルス決勝でラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)に敗れた世界ランキング1位のノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)が試合後、9度目の大会制覇を果たしたライバルは、ローラン・ギャロス(Roland Garros、全仏オープン)の「優勝の大本命」だと語った。

 今年の全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2019)決勝ではナダルに勝利し、3大会連続の四大大会(グランドスラム)優勝を果たしたジョコビッチだったが、この日はミスが目立つ内容でナダルと通算54回目の対戦に0-6、6-4、1-6で敗北。並んでいたマスターズ1000(ATP World Tour Masters 1000)の優勝回数を単独最多の34回に更新された。

 第1セット、圧倒されたジョコビッチは「最高のライバル」と称するナダルを相手に初めて0-6でセットを落とした。続く第2セットは4本のブレークピンチをしのぎ決着を最終セットに持ち込んだが、反撃もつかの間、第3セット開始直後にサービスゲームを落とし、そのまま勝利をさらわれた。

 第3セットでは、いら立ちからラケットを破壊する場面もあったジョコビッチは、これでイタリア国際決勝でのナダルとの戦績を2勝3敗としたが、キャリア通算対戦成績では28勝26敗と依然として勝ち越している。

 一方のナダルは、モンテカルロ・マスターズ(Monte-Carlo Rolex Masters 2019)、バルセロナ・オープン(Barcelona Open Banc Sabadell 2019)、マドリード・オープン(Mutua Madrid Open 2019)と3大会連続で準決勝敗退に終わっていたが、来週開幕の全仏オープンテニス(French Open 2019)を前に今季初タイトルを獲得し、絶好調に戻ってきた。

 全仏オープンの展望についてジョコビッチは「ナダル、彼が間違いなく大本命。そのあとに他の選手が続く」と答えた。

 また、ファン・マルティン・デルポトロ(Juan Martin Del Potro、アルゼンチン)との準々決勝で2本のマッチポイントをしのぐなど、直近2試合で約6時間プレーしていたジョコビッチは「きょうはガス欠気味だった」と認めた。

「少し出遅れてしまった。脚があまりフレッシュな状態ではなく、そこに付け込まれた。特にバックハンド側で半歩遅れた」「彼(ナダル)は一週間を通して信じられないテニスをしていた。きょうも力負けだった」「でもデルポトロとの準々決勝であと1本で負けるところまで行ったことを考えれば、最高の一週間になったと言える。決勝に進出できたのは素晴らしい結果だ」

【翻訳編集】AFPBB News