イラクのバグダッドで警戒に当たる治安要員(2018年2月9日撮影、資料写真)。(c)AHMAD AL-RUBAYE / AFP

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【AFP=時事】イラクの首都バグダッドで19日、政府施設や各国大使館などがある旧米軍管轄区域「グリーンゾーン(Green Zone)」にカチューシャ(Katyusha)ロケット弾が撃ち込まれた。米国は数日前に、イランの脅威を理由に米職員をイラクから退去させている。

 イラク治安当局は短い声明で「カチューシャロケット弾1発がグリーンゾーンに撃ち込まれた。負傷者は出ていない」と発表。それ以上の詳細については明らかにしなかった。

 米国務省は15日、イランの支援を受けたイラク国内の武装勢力による脅威が迫っているとして、イラクの首都バグダッドにある米大使館と、イラク北部アルビル(Arbil)にある米領事館の緊急対応要員以外の全職員に退避命令を出した。

 19日にロケット弾を撃ち込んだ首謀者はまだ明らかではない。だが警察筋がAFPに語ったところによると、初期報告ではロケットはバグダッド南部の空き地から発射されたことを示しているという。グリーンゾーンは、世界有数の厳しい警備が敷かれている地区だ。

 米国とイランの関係は、イランと主要6か国との間で結ばれた2015年の核合意から米国が昨年離脱したことで緊迫していたが、ここ数週間でさらに緊張が高まっている。

【翻訳編集】AFPBB News