湘南の諜裁監督【写真:荒川祐史】

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浦和vs湘南で起きた“大誤審”直後にプレーに海外メディアが注目

 17日に行われたJ1リーグ第12節、浦和レッズ湘南ベルマーレの一戦で、前半途中に湘南のU-22日本代表MF杉岡大暉が放ったシュートがノーゴールとなる“大誤審”が起きた。

 前代未聞と言えるレフェリングが世界各国でも報じられているが、海外メディアは直後の浦和のカウンター攻撃が「湘南監督を怒らせた」と注目している。

 問題のシーンが起きたのは、2-0と浦和がリードして迎えた前半31分だった。杉岡がMF梅崎司からのパスを受けて思い切り良く利き足の左足でシュートを放つと、浦和の元日本代表GK西川周作も見送るしかないコースに飛び、右ポストを叩いてから逆サイドのネットを揺らした。

 浦和のGK西川はゴールに入ったボールを前方に投げ、味方のキックオフを促すような仕草を見せた。ところがその直後、山本雄大主審はゴールを認めずにプレー続行を指示。浦和がそのままカウンター攻撃を仕掛け、わずか15秒ほどで敵陣ペナルティーエリア内へ。MFマルティノスのパスからこの日1ゴールのFWアンドリュー・ナバウトが湘南GK秋元陽太と1対1になるも、両者の接触でナバウトが傷んだところで山本主審がプレーを止めた。

 明らかにネットを揺らした一撃だったが、審判団はゴールと認めずに現場は騒然。湘南側が猛抗議し、者貴裁監督も鬼の形相で山本主審に詰め寄ったが、結局ノーゴール判定で再開された。

 ブラジルメディア「グローボエスポルチ」は、「今年最悪の判定ミス? ボールは1メートル中に入っていたが、主審はゴールを認めなかった」と山本主審のレフェリングに驚愕。「浦和が3点目を決めていたら、このミスはより大きな問題に発展していたことだろう」と伝えた。

 また、スペインメディア「Deportes Cuatro」は「日本のリーグで取り消されたゴールはVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)の重要性についての議論を加速させる。アウェーチームは合法的なゴールを決めたが、スコアボードには反映されず、湘南監督を怒らせた」と状況を描写している。

 結果的に湘南が劇的な逆転勝利を収めたものの、ゴールが認められなかった疑惑の判定はしばらく世界で波紋を呼ぶことになりそうだ。(Football ZONE web編集部)