ブルックス・ケプカ(C)ロイター・USA TODAY Sports

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【全米プロゴルフ選手権】2日目

マスターズとは別人…ウッズ予選落ちに影落とした訴訟問題

 7アンダー首位発進のブルックス・ケプカ(29)が、大会連覇に向けてスコアを大きく伸ばした。

 アウト発進の1番パー4は右ドッグレッグホール。ショートカット狙いでドライバーを振り抜き、331ヤード飛ばしてフェアウエーをとらえるとピンまでの残り距離はたった59ヤード。これをピンそば1メートルにつけて幸先よくバーディー発進。

 そして続く2番2.5メートル、4番5メートルのバーディーパットを沈めて通算10アンダーと序盤から突っ走った。

 折り返して10番パー4で今大会初のボギーをたたいたが、その後もバーディーを積み重ねて7バーディー、2ボギーの65で回り通算12アンダーでホールアウト。「この調子をキープして週末を迎えたい」(ケプカ)と、2位に7打差をつける独走態勢に持ち込んで決勝ラウンドに進んだ。

 ちなみに36ホール・128ストロークはメジャー4大会の新記録。ケプカは昨年も264ストロークの大会新記録を樹立しており、更新が期待される。

 大会2日目に急上昇したのが1オーバー41位発進のアダム・スコット(38)だ。

 1番から3連続バーディー。それも7〜8メートルのロングパットを放り込むと、5番でもバーディーを奪い3アンダーでターン。インに入るとショットもピンに絡み11番3.5メートル、13番1.5メートル、14番3メートルを決めた。17番パー3で手痛い3パットボギーをたたいたが、39人抜きの2位タイに浮上した。

 2013年に豪州勢初のマスターズ制覇を遂げた。ところが、その後のルール改正で長尺パターを体につけてストロークするアンカーリングが禁止されると、通常タイプのパターを試すなどグリーン上で悩み、パット不振に陥った。そして今年のルール改正がスコットに追い風になった。

 グリーン上でピンをカップに差したままパットをすることが認められると、「ピンを差したままパットしたほうが狙いやすい」とプレースタイルを変えて、パットが改善されたのだ。

▽スコットの話「64のスコアは満足している。ケプカと7打差あるけど、勝つには明日いいゴルフをしなければいけない。調子は非常にいい」