松坂桃李が時代劇初主演

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 俳優の松坂桃李の時代劇初主演となる映画「居眠り磐音」が5月17日、全国326スクリーンで封切られた。松坂は共演の木村文乃、芳根京子、柄本佑、本木克英監督らと東京・丸の内ピカデリー1で初日舞台挨拶。「無事に初日を迎え、皆さんとこの場に立てることを本当にうれしく思う」と感無量の面持ちで話した。

 同作には当初、麻薬取締法違反の容疑で逮捕、起訴されたピエール瀧が出演。奥田瑛二を代役にして4月に撮り直しを行い、当初の予定通り公開。本木監督は「いろいろ大変な事態に遭遇したが、約束通り公開できました。必ず楽しんでいただける」と自信のほどをアピールした。

 さらに、「時代劇は映画を引っ張っていけるかどうか、主役がとても大事。100年以上の歴史がある技術を継承してえる京都のスタッフが、それを1人発見したと言っていた。それが松坂桃李くんだった。できれば、定期的に時代劇をやってもらいたい」と絶賛。松坂は照れながらも、「京都の人から喜びの声を聞くと、ますますうれしい。もっともっと(時代劇)盛り上げていきたい」と意欲を新たにした。

 人情に厚い剣の達人・坂崎磐音の活躍を描く作品にちなみ、登壇者それぞれのヒーローを発表することになり、松坂は「父ですかね」と回答。「ものすごくおっとりしていて声も小さいけれど、僕たちが悪さやけんかをするとものすごい勢いで怒るので、それで背筋がピンとなる。しゃべっていて磐音みたいだと思いました」と明かした。

 木村は「桃李くん。バラエティ番組などに出ると、慣れていなくててんやわんやになるけれど、桃李くんがすべて完璧に穏やかにやってくれるので、私は隣でニコニコしているだけで良かった」と感謝。松坂は「コントでも何でもやりますよ」とさらに照れていた。

 この日はほかに杉野遙亮、石丸謙二郎、谷原章介も登壇し、公開を祝い鏡抜きを実施。松坂は、「令和初の時代劇で、初めての方も楽しめるエンタテインメント。あとは受け取ってもらうだけです」と言葉に力を込めた。