舞台挨拶を盛り上げたウィル・スミス

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 来日中の米俳優ウィル・スミスが5月17日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われた出演作「アラジン」の最速試写会イベントに出席した。Netflixが製作した主演作「ブライト」以来、約1年半ぶり15度目の来日。「映画作りそのものが、とても楽しかった。その楽しさが皆さんに届くと思うし、僕にとっても特別な体験だった」とアピールした。

 魔法のランプから飛び出し、主人公のアラジンを助ける魔人のジーニー役で、変幻自在のパフォーマンスを披露。「歌って踊ってラップもする……。これまで培ったすべてを発揮できたよ。ダンスは苦手だけど、踊るフリならできる(笑)。まさにキャリア30年の集大成なんだ!」と強い思い入れを示し、「かつてアニメ版で、ジーニーを演じたロビン・ウィリアムズへの敬意を表しながら、自分らしいジーニー像を追求したんだ」と話していた。

 スミス本人が抽選を行い、選ばれたラッキーな観客が質問をぶつける場面も。登壇した女性ファンから「この映画のキャラクターで、友だちになりたいのは?」と問われると、スミスは「うーん、王女のジャスミンかな」と回答。「アニメ版とは違って、自分で王国を治めたいと考える、とても現代的なプリンセス像なんだ」と語り、「演じたナオミ・スコットの考えがかなり反映されている。すばらしい女優だよ」と賛辞を贈った。

 また、魔法のランプで叶えたい願いは「日本の桜を見ること」だと明かし、「この願いは、もう20年以上思い続けている。今年もシーズンを逃してしまったけど、来年はぜひ実現させたい」。イベントでは、客席を巻き込んだ“フラッシュモブ”がサプライズ披露され、スミスは「本当に驚いたよ。ありがとう」と日本のファンに感謝を伝えた。

 貧しいが清らかな心をもつ青年・アラジンと王女ジャスミンの身分違いのロマンス、3つの願いを叶える魔法のランプをめぐる冒険を描いた長編アニメーション「アラジン(1992)」を、ガイ・リッチー監督(「シャーロック・ホームズ」「キング・アーサー」)が実写映画化。エジプト出身でカナダ育ちの新人メナ・マスードがアラジン、ナオミ・スコットがジャスミンを演じる。6月7日から全国で公開。