これまでに5度のグラミー賞を受賞したことのある「ヒップホップ界の女王」ミッシー・エリオット。昨年女性ラッパーとして初となる「Songwriters Hall of Fame(ソングライターの殿堂入り)」にノミネートされたことが話題に。ラッパーとしてはジェイ・Zとジャーメイン・デュプリに続く3人目の快挙となる。そんな彼女が、5月11日(現地時間)にボストンにある世界最大の私立音楽大学、バークリー音楽大学から名誉博士号を授与された。

「今年の名誉博士号受賞者たちの音楽分野での功績と影響力、そして永続的な世界的影響力を称えます」と、バークリー音楽大学は声明文を発表。同校から贈られた名誉博士号は、ミッシーの他にもジャスティン・ティンバーレイク、映画『グレイテスト・ショーマン』やブロードウェイミュージカル『ハミルトン』の作曲を手掛けたアレックス・ラカモワールにも授けられた。

授賞式の後、ミッシーは卒業式の正装である、ローブに帽子姿で学位記を持ち、嬉しそうに踊る動画を「自分の生きる道を作ろう」という熱いメッセージとともにインスタグラムに投稿。

View this post on Instagram

CREATE YOUR OWN LANE!!!! Sincerely Dr. MISSY ELLIOTT🙌🏾🙌🏾@Berkleecollege👩🏾‍🎓 #VA #757

A post shared by Missy Elliott (@missymisdemeanorelliott) on

同大学の卒業生に向けて、自身が経験してきた山あり谷ありの人生についても語ったミッシー。2008年からバセドウ病を患い、一時は音楽活動をあきらめかけたことも告白した。

病気を患い、私の神経がダメになってしまったとき、「これで終わりだ、もう続けるのは辞めよう」と思いました。でも、私の中でまだ気力や忍耐力があることを感じました。生きていれば、何かを始めることに決して遅すぎることはありません。「年をとっているから無理だ」とか「やっても上手くいかないよ」と言ってくる人がいたとしても、それを信じないで!

一方、ジャスティンもインスタグラムで喜びの声をあげており、「夢に大きすぎるなんてことはない! 夢を追い続けてほしい! 僕を信じて、僕は博士なんだから」とコメントしている。

View this post on Instagram

No Dream is too big!!! Keep chasing!!! Trust me... I’m a DOCTOR!! 🤣👨‍🎓 But, for real... THANK YOU to @berkleecollege for this incredible honor-I’m very humbled and grateful.

A post shared by Justin Timberlake (@justintimberlake) on

失敗を恐れず、困難にぶつかっても自分を信じて生きてきたミッシーとジャスティンからは、生きるために大事なことを教えてもらった気がします。2人の功績を称えて♡ 本当におめでとう!