ブリュッセルで台湾支持を訴える市民ら

写真拡大 (全2枚)

(ブリュッセル 17日 中央社)台湾が欧州各国に設ける代表機関は16日、国際社会に台湾の世界保健機関(WHO)総会参加支持を訴えるイベントをドイツ、フランス、ベルギー、英国など10カ国余りの都市で一斉に開催した。現地の華僑や留学生のほか、中華民国(台湾)と外交関係を結ぶソロモン諸島の大使や政治家など各国の支持者も駆け付け、台湾のために声を上げた。

WHO総会はジュネーブで20日に開幕する。台湾は2009年から16年までWHO総会にオブザーバー参加していたが、中国の圧力により、17年から連続3年招請されていない。

ベルギー・ブリュッセルで開催されたウオーキングイベントには、同国の国会議員やソロモン諸島の欧州連合(EU)代表部大使、EUの諮問機関、欧州経済社会評議会(EESC)で議長を務めたアンリ・マロッス氏らが姿を見せた。マロッス氏は、中国共産党の巨大な圧力を受けて国際社会に承認されていないものの、台湾こそ世界の民主主義陣営のパートナーだと述べ、台湾支持を表明した。イベント出発地には約300人が集まり、各自が中華民国の国旗やプラカードを掲げて市内を行進した。

オランダ・ハーグで行われたイベントでは約200人が、現地で活動する台湾人デザイナーがデザインしたおそろいのTシャツを着て参加。集合場所に現れたレイモンド・デ・ローン下院議員は、人権には健康の権利も含まれると述べ、台湾のWHO参加を支持する姿勢を示した。

このほか、フランス・パリでは台湾原住民(先住民)アーティストのライブコンサート、ドイツ・ベルリンではデモ行進、オーストリア・ウィーンでは集会などが行われた。

(唐佩君/編集:塚越西穂)