毎年ゴールデンウイークが近づくと悪夢を思い出します――。今回紹介するVさん(埼玉県・50代男性)がそんな投稿をくれたのは、史上初の10連休となった大型連休前の2019年4月のことだった。

Vさんが以前借りていたマンションの隣には、目覚まし時計の代わりに毎朝爆音でステレオを鳴らす男性が住んでいたという。晴れて連休となり、仕事の疲れを癒そうと思っていた矢先、Vさんの元にとんでもない災難が訪れることになったそうで...。


折角の連休なのに...(画像はイメージ)

住人不在の隣部屋から...

毎年ゴールデンウイークが近づくと悪夢を思い出します。以前私が借りていたマンションでの話です。隣部屋の独身男性は朝起きるのが苦手らしく、朝6時にステレオを爆音でセットして起床していましたが、数秒で起きて止めていたので黙認していました(こちらも目が覚める凄まじい大音量です)。

ゴールデンウイークに入った初日、同じようにすごい大音量の音楽が鳴りはじめましたが、いつまでたっても止まる気配がありません。連休に入り出掛けているようでした。

仕事で疲れていたのでゴールデンウイークは部屋でゆっくりしようと思っていた矢先です。私の部屋の上階の住民も起きてしまったのか足音が聞こえ、床をガンガン叩きはじめました。

どうやら発生源が私の部屋と勘違いしたようで、結構な勢いで文句を言いに来ましたが、隣の部屋であることを伝えると謝罪して部屋に戻っていきました。住人不在の隣の部屋のステレオは、住人の設定した通り忠実に作動し、凄まじい大音量のまま何時間も鳴り続けました。

ステレオの設定だったのか日付をまたぐ夜12時で止まりました。とりあえず寝ることができるとほっとして就寝すると、翌日もまた朝6時に凄い大音量で音楽が鳴りはじめました。

朝6時から夜12時まで18時間鳴りっぱなしです。これではさすがに家で休めませんので、管理会社に連絡したのですが、連休に入っていたため電話に出ません。

翌日も翌々日も同様に凄い大音量の音楽は鳴り続け、管理会社も電話に出ないため隣の住人にこの惨事が伝わることもなく、夜12時から朝6時までしかゆっくり寝ることができませんでした。

連休中は家にいることもできず、外で時間を過ごさざるを得ない状況になりました。そのまま最終日を迎えることになり、悶々としていました。

隣の住人が戻ったのは連休最終日の夜12時過ぎです。この惨事にも気づかず連休明けの朝6時に凄い大音量の音楽が鳴りはじめると何事もなかったように止めていました。

当然管理会社からこの住人にこの一件が伝わったのはその後のことでした。今年もこのような惨事が起きないことを祈るばかりです。

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