行方不明だった妊娠9カ月のマーレン・オチョアロペスさん(19)が殺害され遺体で発見された/WGN

(CNN)米イリノイ州で行方不明になっていた19歳の妊婦が、フェイスブックを通じて連絡を取っり合っていた女の自宅の裏庭から遺体で見つかった。妊婦は首を絞められて殺害され、子宮から胎児が取り去られていた。

シカゴ警察は16日、この家に住む女など3人を殺人などの容疑で逮捕した。

妊娠9カ月だったマーレン・オチョアロペスさん(19)は4月23日に行方が分からなくなった。

高校生のオチョアロペスさんはフェイスブックの支援グループを通じ、仕事も十分なお金もないと訴え、子どものためのベビーカーを入手するのを助けてほしいと求めていた。

この投稿に1人の女が返答し、新品のベビー服などの未使用品があるとして、プライベートメッセージ経由で連絡するようオチョアロペスさんに促していた。

警察によると、オチョアロペスさんの遺体は14日、この女の自宅の裏庭にあるゴミ箱から見つかった。遺体には同軸ケーブルで首を絞められた痕があり、胎児は子宮から取り去られていた。

警察は、この家に住む3人を逮捕した。このうちオチョアロペスさんをおびき寄せたとされるクラリサ・フィゲロア容疑者(46)と、娘のデザレイ容疑者(24)は殺人の疑いが持たれている。

デザレイ容疑者は警察の調べに対し、オチョアロペスさん殺害に関与したことを認めているという。

オチョアロペスさんの子宮から取り去られた子どもは病院に運ばれ、重体となっている。

シカゴ消防局によると、オチョアロペスさんが行方不明になった日に、フィゲロア容疑者の自宅から救急出動の要請があり、乳児が母親を名乗る女と一緒に病院に運ばれたという。

フェイスブックの会話のことを知った捜査員が最初にフィゲロア容疑者の自宅を訪れた時点では、娘のデザレイ容疑者は、フィゲロア容疑者が足の不調で病院にいると話したが、その後出産したばかりで入院していると主張。不審に思った捜査員は病院でフィゲロア容疑者に事情を聴くとともに、病院の記録やDNAを調べた。

14日にフィゲロア容疑者の自宅を家宅捜索したところ、オチョアロペスさんの遺体や焼かれた衣類などが見つかった。リビングルームや浴室には血痕が残っていた。

デザレイ容疑者は、オチョアロペスさんを絞殺する母を助けたと供述したという。

フィゲロア容疑者は、20代だった息子を2017年に亡くしていた。オチョアロペスさん殺害の動機については捜査中だが、警察は、同容疑者がオチョアロペスさんの子どもを自分の子どもとして育てるつもりだったと見ている。