嫌われるって思っているのは自分だけ!上手に伝えて長続きさせよう

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彼氏に嫌われたくないから言出だせないことってありませんか?
でも言いたいことを我慢したからといって嫌われないとは限りませんし、そんな態度が裏目に出て逆に嫌われてしまうこともあります。そして何より、本音を言えないなんて自分が苦しいですよね。そこで今回は、嫌われたくないという呪縛から解放され、自然体で恋愛を楽しむための考え方をご紹介します。

■嫌われたくないと思うのは当然

いい子だと思われていたい
嫌われたくないという想いが一番強いのは、付き合いたての頃ではないでしょうか。まだお互いのいいところしか見せ合っていない付き合い始めは、いい子だと思われていたいから言いたいことが言えません。好きな人に嫌われたくないと思うのは当然ですし、嫌われる可能性のあることを避けるのはある程度なら普通のことです。付き合いが深まるごとに言いたいことを言えるようになっていくので心配いりません。ある意味楽しい時期でもありますから、ぜひとも満喫してください。ただもしどうしても止めてほしいことなどがある場合、早めに打ち明けておきましょう。あなたが現状に満足していると彼が思い込んでしまったら、ますます言い出しづらくなりますからね。


相手がどのくらい好きなのかわからないから
言いたいことを言ったら嫌われるかなと不安になるもう1つの理由は、彼氏に好かれている自信がないからではないでしょうか。そもそも好かれている自信がないから、些細なことでも嫌われそうな気がして、言いたいことが言えなくなります。特に、愛情表現をあまりしないタイプの男性やモテる男性と付き合っていたり、片思いの時期が長く女の子側から猛アプローチしてやっと付き合あえたりした場合、好かれている自信が持てず遠慮してしまい、言いたいことが言いづらいかもしれませんね。これも自然なことですが、このままでは辛いので、これからもう少し言いたいことを我慢せず言えるように関係を改善していきましょう。

■嫌われない振る舞いをする

機嫌が悪い時は会わない
女性は特に生理中などは機嫌が悪いこともありますよね。そういった女性特有の心理はなかなか男性には理解されにくいもの。「なんでこんなに怒りっぽいんだろう。情緒不安定な子だな」と思われ嫌われてしまうこともあるでしょう。だからそんな時は彼と会わないようにするのも1つの手です。会ってイライラをぶつけてしまうより、機嫌の悪い時は離れて過ごしたほうがお互いのためかもしれません。会えない間にちょっと寂しく感じることで、お互いの恋愛感情が高まりよりラブラブになれることもありますしね。LINEなら機嫌の悪い時でも冷静に対応できると思うので、イライラしている姿を見せることなく優しいメッセージを送って、いつもの可愛く優しいあなたを演じましょう。


「ありがとう」と「ごめんね」を大切にする
嫌われたくないからと言いたいことを我慢している反面、彼に何かしてもらっても当たり前になってしまっていたり、迷惑をかけてもそのことに気づいていなかったりしませんか? 例えば最初は割り勘にしようと言っていたのに、だんだん彼に奢ってもらうのが当然になって財布を出すことすらなくなっていたり、数分の遅刻なら平気になって謝らなかったり。そんな些細な積み重ねが、男性の恋愛感情を冷めさせる原因になり得るのです。心当たりがある方は、改めて小さなことにも「ありがとう」や「ごめんね」を言うようにしてみましょう。日頃から感謝の気持ちや相手への気遣いを忘れず接していれば、たった一言で嫌われてしまうなんてことはないはずです。


彼の話にちゃんと耳を傾ける
自分の話ばかりしていると、わがままだと思われてしまうこともあります。人は誰しも自分の話を聞いてほしいものだから。男性の中には、無口な人や人と話すのがあまり好きではない人も多いですが、そういった男性も、本当に自分のことを理解してくれる相手になら、いろいろと話したいのです。だからぜひ、普段から彼の話にちゃんと耳を傾けてあげてくださいね。「この子は俺の話をよく聞いてくれるし、俺のことを理解してくれている」と彼が感じてくれれば、あなたが言いたいことを言っても、彼もしっかり聞いてくれるはずですし、嫌われる心配もありません。


お互いにとって心地のいい距離感を保つ
恋愛中は彼にもっと近づきたい、もっと親しくなりたいと思い距離を縮めようとしがちですが、心地がいいと思う恋人との距離感は人によって違います。例えば恋人と一緒に住みたいと思う人もいれば、どんなに大好きでも家は別がいいと思う人もいるように。筆者の周りには、結婚してからもお財布を別にしている夫婦もいれば、付き合っているうちから彼氏のお給料を全部彼女が管理しているというカップルもいます。会う頻度や連絡の頻度、どこまでプライベートな情報を共有したいかなどは本当に人それぞれなのです。相手が心地いいと思う距離感を無視して踏み込みすぎたり、反対に寂しい思いをさせすぎたりすると、知らず知らずのうちに彼に嫌われてしまうこともあるでしょう。あなたばかりが我慢する必要はありませんが、彼の気持ちも考えて、お互いにとって心地のいい距離感で付き合っていけるといいですね。そうすれば、ちょっとやそっとのことで彼に嫌われるなんてことはなくなりますし、言いたいことを言いやすくなると思います。


がさつな言動は控える
がさつな言動をする女性を嫌う男性は多いです。例えば汚い言葉をつかったり、力任せにドアを閉めて大きな物音を立てたり、物を足でどけたりとかね。がさつな振る舞いは、男性の恋愛感情を冷めさせる原因になりやすいので気を付けましょう。別にぶりっ子する必要はありませんが、女性らしく上品な言動を心がけたほうが、彼に好かれやすいのは間違いありません。普段の印象が良ければ、言いたいことを素直に言っても、彼に嫌われる可能性は低いでしょう。例えば同じ意見でも、がさつな女性が言うのと上品な女性が言うのとでは、男性の感じ方が大きく変わるはずです。こういうことって癖が出るので、彼の前だけで取り繕うのではなく、日頃から心がけるようにしましょう。

■嫌われない伝え方をする

「○○が好き」
彼にしてほしいことがある時や、やめてほしいことがある時につかえる伝え方です。例えば彼にレディファーストしてほしい場合、「ドアを開けたり奥の席に通したりしてほしい」と直接言うより、「レディファーストができる紳士的な男性が好き」と日頃から言っておいたほうが、好きな女性を喜ばせたいという男性心理を刺激でき、実践してもらいやすくなります。他にも、例えば煙草を止めてほしいとき、「煙草を止めてよ」と言うより、一緒に外食する度に「禁煙席のほうが好きだな〜」と言ったほうが、彼は「彼女のために煙草をやめてあげようかな」という気持ちになりやすいでしょう。やってほしいこともやめてほしいことも、彼に自発的にそうしてもらうように伝えることができれば、嫌われる心配はありません。ポジティブなイメージが強い「好き」という言葉は、それを叶えやすいとっても便利な言葉なのです。


「たしかにそういう意見もあるね。私は○○だと思うな」
これは彼と意見が違う時に有効な伝え方です。彼と意見が分かれたとき、彼の意見も一度受け入れたうえで、自分の考えを伝えるようにしましょう。自分の意見を受け入れてもらったら、相手の意見もちゃんと聞いてあげようと思うのが人の心理なのです。言いたいことを言ったら嫌われるかもと不安になるのは、もしかするとどこかに相手を責める気持ちや否定する気持ちがあるからかもしれません。この方法を繰り返しつかうと、相手の意見を肯定する癖がつくので、心の底から「相手もOK、自分もOK」と思えるようになってきます。すると自然に、嫌われたくないという想いが弱まり、安心して本音を言えるようになります。


やわらかい表情と、落ち着いた声、口調で伝える
どういう言い方をするかも大切ですが、伝えるときの表情や声、口調などもとっても重要です。人の印象を左右するのは、話の内容より表情や声だという説もあります。やわらかい表情と、落ち着いた口調で伝えれば、ずっと印象が良くなりますし、彼はあなたの話をちゃんと聞こうとしてくれます。表情、声、口調に気を付けるだけで、言いたいことを言っても彼に与える印象は大きく変わるはず。これまで彼に嫌われたくないからと我慢してきた方も、この方法なら安心して言いたいことを彼に伝えられるのではないでしょうか。

■本音を言えると長続きする

言いたいことが言えないとストレスがたまる
言いたいことを言わずに我慢し続ければ、当然ストレスがたまります。そうすると結局不満が態度に出て彼に嫌な想いをさせてしまったり、大好きなはずの彼に会うのが苦痛になってしまったりして、ふたりの仲がこじれてしまうでしょう。彼に嫌われたくないから言いたいことが言えなかったのに、逆にそのせいで彼に嫌われてしまい別れの原因になるなんて皮肉ですよね。また限界ギリギリまで我慢して、耐え切れなくなってから彼に話すと、言い方がきつくなってしまったり、感情的になってしまったりすることも多いです。そんな言い方をすると、彼に嫌われてしまうこともあると思います。そうなる前にちゃんと言いたいことを言ったほうが、長くいい関係でいられるはずです。


相手にも気を遣わせてしまう
嫌われたくないからと、あなたが彼の顔色を窺ってばかりいては、彼もあなたに気を遣ってしまい言いたいことが言いにくくなるのではないでしょうか。男性は好きな女性の前でかっこつけたがる生き物でもありますが、その反面親しくなったら彼女の前ではありのままの飾らない自分でいたいという気持ちが強い人も多いです。だから言いたいことが言えないような表面的な関係のままでは居心地が悪く、男性の恋愛感情が冷めてしまうことも多いでしょう。あなたが言いたいことを言うようにすれば、彼も気兼ねなく本音を打ち明けやすくなるはずです。そうやってお互いちゃんと言いたいことを言ったほうが、ふたりの仲が深まり、長続きしやすくなります。


本音を言わないと相手に信頼してもらえない
言いたいことを我慢していると、「何を考えているか分からない女性だな」と彼に思われ信頼してもらえない可能性があります。本音を言わない人を信頼するのは難しいですからね。最初は奥ゆかしいと思ってもらえることもあるかもしれませんが、いつまでも言えないままでは関係が深まることなく、彼の恋愛感情が冷めてしまう可能性もあります。彼に嫌われたくないから我慢して言わずにいるのに、そのせいで信頼してもらえず結局嫌われてしまうなんて悲しいですよね。だから嫌われることを怖がらず思い切って言いたいことを言ってみましょう。もし一度は喧嘩になったとしても、言いたいことを言い合えば最終的にはお互いのことが理解できて、信頼関係を築くことができるはずです。

■まとめ

好きな人に嫌われたくないと思うのは当然ですが、嫌われることを怖がりすぎてもいいことはありません。男性に女性心理が理解できないように、女性にとっても男性心理を正確に理解するのは至難の業。どんなに我慢したって、どんなに気を付けたって、彼に嫌な思いをさせてしまうことはあるでしょう。そしてもし言いたいことを言って彼に不快な想いをさせてしまったとしても、すぐに嫌われてしまうとは限りません。大半は後でフォローすれば修復できます。


恋愛に限らず相手を思いやることは大切ですが、そのために自分を押し殺す必要はありません。相手も自分も尊重できるお付き合いでなければ長続きしませんし、幸せじゃありませんよね。そうは言っても、今すぐ言いたいことが言えるようになるなら、誰も悩まないと思います。まだ言い出すのが怖いと感じる女性も多いでしょうし、言おうと決意してもいざ彼を前にすると言えなくなってしまう女性もいます。男性に嫌われにくい振る舞いや彼を不快にしない伝え方など、できることから試して少しずつ言いたいことが言えるように、ふたりの関係を深めていけるといいですね。