「ミヤコブルー」と呼ばれる透明な海が人気の沖縄・宮古島が、バブルに沸いている。中国からの観光客急増でホテル建設が相次ぎ、建設作業員向けの家賃は高騰、飲食店も大にぎわいとバブルがバブルを呼んでいる。

きっかけは宮古島と伊良部島を結ぶ伊良部大橋が2015年1月に開通したことだ。宮古島市の観光客数は2倍の100万人を超え、宮古島と東京・大阪などを結ぶ定期航空路線も11路線に増えた。

拍車をかけたのが中国からの大型クルーズ船だ。毎週水曜日、3500人以上がやってくる。船が大きすぎて港に入れないため、沖に停泊して小型船でピストン輸送する。香港からのツアー客は「海がとてもきれい」「泳ぎに行きます。あとは島内をめぐります」と大喜びだった。

飲食店は観光客と建設作業員でどこも満席

ところが、観光客の増加にホテルの部屋数が追いついていない。宿泊施設の収容可能人数は1日5800人程度で、「観光客が宿泊するところがない。みんな困ってます。一生懸命ホテルをつくっています」と宮古島市の長濱政治・副市長は話す。

ホテルの建設ラッシュに合わせ、住み込み建設作業員のための賃貸マンションも建設が相次いでいる。家賃も高騰しており、これまでは月4万5000円程度だった1Kの物件が、今では8万円以上と、東京・品川区の相場と同じぐらいだ。不動産業を営む武島多加雄社長は「あり得ない状態。誰も予測していなかった」と話す。

大竹真リポーターが夕食を取るために飲食店を回るが、どこも観光客と出稼ぎの作業員で満席。飲食店にいた建設業の男性に話を聞くと、「日給月給ですけど、すごいですね。だから60代でも働きにきている」と満足そう。キャバクラで働く女性は「宮古島がバブルって聞いて働きに来ました。宮古島のお客さんはお金を持っているなという印象です」という。

大竹「建設ラッシュが落ち着いた後、今は作業員が寝泊まりしているマンションなどは、年々増えている移住者で埋まるだろうと市は考えているようです」

司会の加藤浩次「自然豊かで、海がきれいだからみんな行っていたのに、ビルなどが建って普通の街になって、魅力が半減しないといいですけどね」